テリー伊藤 スケボーに続け! パリ五輪で正式種目となるブレイクダンスの躍進を期待

優勝した山村国際高校と審査員を務めたテリー伊藤(左)

演出家でタレントのテリー伊藤(71)が18日、都内で開催された「DANCE CLUB CHAMPIPONSHIP(第9回全国高等学校ダンス部選手権)」に審査員として登場した。

大会では、漢字2文字のテーマをダンスでいかに表現するかを競う。バブリーダンスで注目が集まった大阪府立登美丘高等学校など、全国の強豪校が出場した。

今回は埼玉県の山村国際高等学校が、情熱(ルージュ)というテーマで合計88点を獲得。応募総数162校の中から頂点となった。

優勝校へトロフィー、メダルなどを授与したテリーは「コロナ禍の中で皆さんがルージュということで、テーマは重いけど女性らしさや華やかさ、踊りが素晴らしかった」「努力の結晶だと思う」とたたえた。

さらに審査員席では「ダンスは人に勇気、夢、楽しさを与えられるものだと思う。これから先も続けていただきたい」と生徒たちに呼びかけた。

また、優勝校については「東京五輪でスケボーの若い世代がメダルを取った。パリ五輪ではダンス(ブレイキン=ブレイクダンス)も五輪種目となる。皆さんの世代から五輪に出てくる人が確実に出てくるので、応援している」と期待を寄せた。

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