巨人の3年目右腕・直江がプロ初勝利ならず 5回途中2失点で降板

5回途中2失点の直江

巨人期待の右腕の初勝利はならなかった。

18日のヤクルト戦(松山)で巨人・直江大輔投手(21)が今季2度目の先発。2回先頭の4番・村上に初球のスライダーを右翼スタンドに叩き込まれると、さらに二死一、二塁で相手先発・石川に痛恨の中前適時打を許した。

その後は何とか追加点を許さなかったが、1点差の5回に安打と四球で無死一、二塁となったところで田中豊と交代。4回0/3、74球6安打4四死球2失点とプロ初勝利はならなかった。

3年目右腕は侍ジャパンとの強化試合(7月25日)で先発し、5回1失点と好投。後半戦の開幕ローテに入った。昨年、腰の手術で一時は育成落ちも、再昇格した右腕への首脳陣の期待は大きい。

直江は「相手より先に点を取られないことを意識して後半戦は投げていきたい」と意気込んでいたが、プロ初勝利は次戦以降に持ち越しとなった。

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