【天皇杯】前人未踏の年間無敗へ J1川崎が清水を破り8強進出

レアンドロ・ダミアン

サッカー天皇杯4回戦が18日に行われ、連覇を目指すJ1川崎が2―1で清水を破り、8強進出を決めた。

川崎は後半12分に得たPKをFW小林悠が右足で冷静に決めて先制に成功。19分に一度は清水に同点に追いつかれたものの、29分にFWレアンドロ・ダミアンがヘッドで値千金の勝ち越し弾。両エースの活躍で川崎が接戦を制し、準々決勝進出を決めた。

連覇へ向けて進撃を続ける川崎だが、今季はその強さがすごみを増している。J1のリーグ戦では19勝5分けで24戦無敗を継続。悲願のアジア制覇を目指すアジアチャンピオンズリーグ(ACL)でも1次リーグを6戦全勝と圧倒的な強さで首位通過しており、今年は8月後半を迎えてもいまだ公式戦無敗を続けている。年間無敗でタイトル総ナメという夢記録の達成がいよいよ現実味を帯びてきた。

最強軍団の快進撃にこれからますます注目が集まりそうだ。

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