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1979年に初代モデルが発売されて以来、モンベルの代表的なテントの一つとして人気の「ムーンライトテント」。その往年の名作テントが2020年に快適性を追求して生まれ変わりました。今回はそのフルモデルチェンジされた「ムーンライトテント2」をお借りし、実際にキャンプを楽しんできました。女性でもとっても簡単に設営できてしまうので、「今年からソロキャンプを始めようかな?」「母子・父子キャンプ行ってみようかな?」と思っている方もぜひチェックしてみてくださいね!
ソロキャンプやデュオキャンプに良いサイズ感!モンベル「ムーンライトテント2」
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今回レビューしていくのは、モンベルの「ムーンライトテント2」。
まずはそのスペックからご紹介。
【スペック】
- 本体重量:2.21kg(総重量2.46kg)
- 素材
ー本体:20デニール・ポリエステル・リップストップ[はっ水加工、難燃加工]
ーフロア:40デニール・ナイロン・リップストップ[耐水圧2,000mmウレタン・コーティング、難燃加工]
ーレインフライ:20デニール・ポリエステル・リップストップ[耐水圧1,500mmウレタン・コーティング、難燃加工]
ーポール:アルミニウム合金(ポール径)∅8.7mm、天頂部∅11.1mm - 構成:テント本体1、レインフライ1、本体ポール1組、∅2mm反射材入り張り綱4本、16cmアルミペグ12本、ポール応急補修用パイプ1本
春から秋のキャンプや、雪がない時期の登山に最適なテント。軽量なので、自転車やバイクでのツーリングキャンプにも向いています。
対応人数に関しては、2人用と記載されています。大人2人まで寝られますが、ソロキャンプや親子のデュオキャンプだとゆったり使えておすすめです。
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【フルモデルチェンジポイントまとめ】新しいモンベルの「ムーンライトテント2」の特徴
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モンベルのムーンライトテントは1979年の発売以来、幾度かの改良を重ねてきましたが、2020年にフルモデルチェンジ。
そのモデルチェンジの内容を今一度確認してみましょう。
モデルチェンジポイント1)テントの大きさが3タイプに集約
これまで1型、2型、3型、5型、7型、9型の計6つあったタイプが、1型、2型、4型の3つのタイプに集約されました。
ちなみに、今回筆者が使用したのは2人用の「2型」です。
モデルチェンジポイント2)室内空間がグッと広がった!
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新型になり、フレーム形状を刷新した結果、約30%空間が増え、室内空間がグッと広がりました。
また、新型ムーンライト2型は天井高110cm。旧2型では入り口側が110cm、足元側が70cmという足元に向かって細くなっていくタイプでした。
テントの圧迫感が苦手という人でも、新型ムーンライトテントなら平気なのではないかと感じました。
実際に筆者がムーンライトテント2の中に入った感想としては、かなり広々としていて、身長120cm小学1年の息子が立って着替えてもそれほど狭く感じません。テント内で一人寝そべっても、かなり余裕があり快適でした。
人間が座ったり寝たりするときの目線の高さを考慮しているため、側面も直線的ではなく、ゆるくカーブがあり膨らんだようになっているので、室内で座っていたとしても横からの圧迫感も少ないです。
モデルチェンジポイント3)大幅軽量・コンパクト化!
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ポールの太さや生地の見直しを行った結果、大幅な軽量化を実現しています。以下の総重量を比較した表をご覧ください。
ここで注目すべきは、前述の通り居住空間が広くなっているにもかかわらず、総重量が軽くなっているということです。
収納時もさらにコンパクトになって、収納&持ち運びもしやすいです。
また、本体の生地は保水しにくいポリエステルを使用しているため、生地が水を含んで重くなることがなく、雨の多い日本の環境でより快適に使えるようになっています。
10分で設営完了!モンベルの「ムーンライトテント2」は設営がとっても簡単でした
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今回私がお借りしたのは「ムーンライトテント2」と専用のグラウンドシート。
▼ムーンライトテント2
▼専用グラウンドシート
それでは早速設営していきます!
設営10分足らず!あっという間に楽ちん設営
今回、このモンベルの「ムーンライトテント2」を設営してみたところ、なんと10分足らずで設営完了…!設営手順もとっても簡単で、驚きの速さでした。
まずはグラウンドシートを取り出し、広げていきます。
この時、厳格に場所を決めなくても大丈夫。自立式なので、テントを張ってから場所を調整できます。
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テント収納時は下の写真くらいのサイズ感。非常にコンパクトかつ、ファミリー用の大型テントと違いかなり軽量です。
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グランドシートの上にインナーテントを広げていきます。前後は気にせず広げればいいだけなので簡単すぎます。
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次はポール。ポールはなんとショッキングコードで全部がつながっているので、このかたまりで一本。
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あのポールどこ行った?など、困ったことには絶対になりませんね。
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ポールの組み立て順序なども気にしなくてよく、次々に結合させていくだけなので本当に早いです。
ポールを組み立てたら、インナーテントとグランドシートのポール受けの金具に差し込んでいきます。
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このように差し込むだけ。
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四隅にポールを差し込んだ様子がこちら。
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あとはポールにフックを引っ掛けていくだけです。
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「こんなに楽なの?」と感動。
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天頂部の2か所だけは下の写真のようなフック式になっています。
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スライドして引っ掛けるだけ。
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これでインナーテントは完成。
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インナーの前後のメッシュパネルが大きく、通気性も抜群。
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あとはこの上にレインフライを掛けていきます。
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前後のポールエンド(ポールの先端両側)にレインフライ内側のエンドキャップを取り付けて、レインフライを被せます。
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レインフライの四隅についているフックに、インナーテントから出ているゴムループをかけます。
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あとはペグを打って完成!
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設営するだけなら10分かからないくらい、かなり簡単で早いです。
付属品はペグ12本&ポール応急補修用のパイプ1本
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付属のペグはアルミ製のVペグ16cmが12本。
もう一つアルミのパイプがありますが、これはポール応急補修用のパイプ1本です。
こういう「いざという時のアイテム」が入っているのは、非常に助かります。補修用に別途ガムテープを用意しておくのがおすすめです。
【サイズ感解説】モンベル「ムーンライトテント2」の室内は…広々ゆったり眠れるテントでした!
あっという間に設営完了。力のない女性でも簡単に設営できちゃいます。
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テントにはモンベルのマスコットの熊さん「モンタベア(通称モンタくん)」がさりげなくプリントされています。
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気になる室内はというと、ソロだとこんなに広々!
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ソロ用のマット、シュラフ、バッグを入れてもこの広さ。
もともと二人用のテントですが、一人だとかなりゆとりがあり、荷物が多くても寝相が悪くても安心の広さです。
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既に書きましたが、テントの両側には大型のメッシュパネルがついていて風通しがよく快適です。
ベンチレーションも前後2か所ついているので、寝苦しい日なども簡単に温度調節ができます。
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早く中で横になりたくて、設営後すぐにちょっと寝そべってみました。
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一人で寝るには贅沢な広さ!かなりゆとりがあります。
天井高も110cmあるので、写真で見るよりも圧迫感が少なくかなり広い印象でした。
体の大きな人でもこれならゆったり寝そべることができますね。
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特にソロで行くなら、やっぱりテントの設営は簡単な方がいいですよね。
これだけ楽だと、その他のことにたっぷり時間を使えて有意義なキャンプを過ごせそう!
モンベル「ムーンライトテント2」は撤収も早い!
設営が簡単だということは撤収も簡単。
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レインフライを外し、インナーフックを外し、ポールをたたみ
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テントもあっという間に収納完了!すごいコンパクト!
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グラウンドシートは折り目に沿って畳むだけなのでとっても簡単。
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あっという間に撤収作業も完了しました。
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モンベル「ムーンライトテント2」は、登山やソロキャンプ・デュオキャンプにおすすめ!
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最適な用途としてモンベルが案内している情報として、
- 対応シーズン 春〜秋
- 雪がない時期の登山
- カヌーツーリング
- 自転車ツーリング
- キャンプ
となっています。これからちょっとした登山なども考えている方にも良さそうですよね。
国内メーカーという安心感もあり、これからソロキャンプやデュオキャンプを始めたいという人のファーストテントにもおすすめです!筆者のように、子どもとデュオキャンプという方にもおすすめ!
テント設営が簡単だと、「大変」と感じる気持ちもかなり減るので、キャンプが苦手だと感じる前に楽しさをたくさん味わうことができそうです。
「今年からソロキャンプ/デュオキャンプをはじめてみようかな?」という方にイチオシなテントです。
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