木下富美子都議のポスターが剥がれない! 都民ファ議員「彼女の議席に対する執念」

音信不通の木下都議

ポスターに執念が乗り移ったのか…。東京都議会選挙中に無免許運転で人身事故を起こし、「都民ファーストの会」を除名処分になり、今なお雲隠れ中の木下富美子都議は、18日も都議会本会議に姿を現さなかった。7月の本会議に続いての欠席となる。

いつまでも表に出てこないことで、いろんな人に迷惑をかけている。地元選挙区である板橋区には、木下氏が貼った確認団体ポスターがあちこちに残されていた。このポスターを17日、都民ファのスタッフが10チーム以上に分かれて数百枚のポスターを剥がしたという。

参加した尾島紘平都議は「今回剥がした確認団体のポスターとは、特別顧問の小池百合子都知事が写っている都民ファのポスターのことで、塀などに貼ってあるものです。所有者に許可を得て貼っているものなので、おわびをしながら剥がさせてもらいました」と振り返った。

約3時間の作業中、尾島氏はあることに驚いたという。

「人さまの塀なので、ポスターは跡がつかないように貼ります。ところが木下氏がポスター貼りに使ったテープは粘着力が強すぎて、塀に跡がついてしまう。シンナーとヘラを使って跡を取るのが大変でした。なんとしても剥がれないというところが、彼女の議席に対する執念を思わせました」

居座る木下氏と剥がしにくいポスターがダブって見えたという。

尾島氏は「板橋区の方からは厳しい意見もありましたが、温かい言葉もありました。おわび申し上げたい」。出てくるタイミングをすっかり失っている木下氏だが、そろそろ公の場に出て、区民や同僚に説明すべきなのは間違いない。

© 株式会社東京スポーツ新聞社