宮崎県PCR費助成 申し込み殺到 陽性はゼロ

 来県者や帰県者に新型コロナウイルスのPCR検査費を助成する県の事業の申込件数が、15日までの1カ月半で1万7935件に上ることが県のまとめで分かった。県境をまたいだ移動の自粛が要請される中、夏休みやお盆の帰省で需要が増え、想定の倍近い1日500件超に上った日もあり、検査キット発送が遅れるなどの影響も。一方、検査で8日時点でとらえられた感染者はゼロで、専門家は「対象の拡大を」と事業の見直しも促している。

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