５月の千葉サラブレッドセールで同セール史上最高額となる４億７０１０万円（税抜き）で落札されたドーブネ（牡２・武幸＝父ディープインパクト、母プレミアステップス）が、札幌競馬場で初めて武豊を背に追い切りを行った。
芝コース５ハロンから３頭併せで２馬身間隔の最後方からスタート。序盤から行きっぷり良く、直線で真ん中に入ると余力を残しながら最先着でフィニッシュした。
騎乗した武豊は「キレイな馬でいい動きをしますね。息遣いも良かった。ただちょっと行きたがるところがあるね。感触的には１８００メートルよりは１５００メートルの方が良さそうかな。注目される馬だから、結果を出したいですね」と課題を挙げつつも好感触。
当初は次週（２９日）の札幌芝１８００メートルでデビュー予定だったが、９月４日の札幌芝１５００メートルも視野に調整される。
同馬のオーナー藤田晋氏は人気ゲームコンテンツ「ウマ娘 プリティーダービー」で話題を集めるサイバーエージェントの社長で、所有馬が続々デビューを控えているが、その中でも〝真打ち〟となりそうなドーブネの動向に目が離せない。
