最新のMVP予想 アは大谷が圧倒的支持、ナはタティスJr.が1番手

日本時間8月18日、メジャーリーグ公式サイトでは最新のMVP予想を公開した。同サイトの専門家101人が投票に参加し、1位票5ポイント、2位票3ポイント、3位票1ポイントで結果を集計。ナ・リーグは12人の選手に1位票が投じられたが、ア・リーグは1位票が2人の選手に集中し、特に大谷翔平(エンゼルス)は101人のうち91人から1位票を獲得するという圧倒的支持を得た。同サイトの専門家のほとんどは大谷がア・リーグのMVPに相応しいと考えているようだ。

大谷は打者としてメジャー最多の本塁打数を記録しているだけでなく、投手としても100個以上の三振を奪って防御率2点台をマーク。同サイトは大谷の活躍を「今後長年にわたって語り継がれる可能性がある」と評し、「満票ではなかったが、それに近い結果となった」と記した。

大谷に1位票を投じなかった10人はブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)に投票。8月に入って調子を落としており、大谷とのMVP争いを制するためには今後の猛烈なブーストが不可欠となる。3位はラファエル・デバース(レッドソックス)、4位はマット・オルソン(アスレチックス)、5位はセドリック・マリンズ(オリオールズ)という結果になった。

一方のナ・リーグは、1位票が12人の選手に分散した。そのなかでフェルナンド・タティスJr.(パドレス)が60人から1位票を獲得。本塁打、盗塁、長打率、OPSの4部門でリーグトップに立つ若きスター遊撃手(兼外野手)がMVPの大本命に挙げられている。

2位は1位票を19票獲得したブライス・ハーパー(フィリーズ)、3位は同6票のマックス・マンシー(ドジャース)、4位は同3票のジェシー・ウィンカー(レッズ)、5位は同4票のザック・ウィーラー(フィリーズ)がランクイン。このほか、ジョーイ・ボットー(レッズ)、トレイ・ターナー(ドジャース)、フアン・ソト(ナショナルズ)、コービン・バーンズ(ブリュワーズ)、ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、フレディ・フリーマン(ブレーブス)、ウィリー・アダメス(ブリュワーズ)にも1位票が投じられている(ターナーとアクーニャJr.が2票、他の選手は1票)。

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