【MLB】大谷翔平、7月以降はリーグトップ防御率1.58 “夏無双”の6試合5勝0敗&全試合QS

タイガース戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

現地時間6月30日のヤンキース戦で1回持たず7失点KOから進化を遂げる

■エンゼルス 3ー1 タイガース(日本時間19日・デトロイト)

エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地でのタイガース戦に「1番・投手」で出場し、メジャー自己最長の8回6安打8奪三振1失点で今季8勝目を挙げた。これで7月以降は6試合に登板し5勝0敗、リーグトップの防御率1.58(5先発以上)、そして全6試合クオリティスタート(QS)と異次元の成績を残している。

両リーグ最速の40号に到達した「打者・大谷」も凄いが「投手・大谷」が灼熱の夏を“無双”している。この日も序盤から尻上がりに調子を上げタイガース打線を8回1失点に抑える快投。試合後には「四球がなかったので、そこが一番良かったことです」と語った通り、抜群の制球力で試合を支配した。

現地時間6月30日のヤンキース戦では1回持たず7失点KO。黒星こそ付かなかったが2死しか奪えずマウンドを去った“屈辱の1試合”から進化を遂げた。7月以降の成績はこの日の登板を含め全6試合に登板し5勝0敗、防御率1.58はリーグトップの成績だ。さらに全試合でQSを達成し安定感抜群の投球を見せている。

○大谷翔平の7月以降の全投球内容(全て現地時間)

8月18日・タイガース戦 8回6安打1失点 8奪三振、無四球
8月12日・ブルージェイズ戦 6回3安打2失点 6奪三振、3四球
8月4日・レンジャーズ戦 6回4安打1失点 6奪三振 無四球
7月26日・ロッキーズ戦 7回5安打1失点 5奪三振 無四球1死球
7月19日・アスレチックス戦 6回3安打無失点 8奪三振 1四球
7月6日・レッドソックス戦 7回5安打2失点 4奪三振 1四球

計6試合 5勝0敗、防御率1.58、37奪三振、6失点(Full-Count編集部)

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