【JRA】「ウマ娘」藤田晋氏の愛馬2頭が小倉にスタンバイ 武豊とのコンビで馬主初勝利狙う

日曜小倉5Rに鞍上・武豊でデビューするジャングロ

子会社が手掛けたゲームアプリ「ウマ娘」の大ヒット、セレクトセールでの23億円超に及ぶ〝爆買い〟で日本の競馬シーンを席巻しているサイバーエージェント社長・藤田晋氏が、先週のフェニックス賞で3着に入ったデュガ(牡2・森)に続いて、今週も小倉に2頭の愛馬を送り出す。

先陣を切るのは土曜(21日)6Rのダート1700メートルに出走するラヤス(牡2・森=母French Passport)。2015年に米3冠を達成したアメリカンファラオの産駒とあって、「稽古でも動いているし、能力を感じさせる馬ですよ。パワータイプでいかにもダートが合いそう」と村上助手の評価は上々だ。

日曜(22日)5Rの芝1200メートルにはモアザンレディ産駒のジャングロ(牡2・森=母Goodbye Stranger)がスタンバイ。毎週のように坂路で好時計をマークしており、「血統的にはダート向きだけど、ピッチ走法で芝でもやれそうな感じ。スピードの乗りもいいし、ゲートも問題ない」と村上助手も初戦から期待を寄せる。

両馬の手綱を取るのは武豊騎手。競馬界の〝レジェンド〟とのコンビでSランクの走りを披露し、藤田オーナーに〝勝利のファンファーレ〟を届けることができるか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社