持続化給付金詐欺 元大学生の男に有罪判決 広島

新型コロナの「持続化給付金」をだまし取った元大学生の裁判で広島地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

川本祥被告(22)は去年6月以降、新型コロナで収入が減った事業者を対象にした持続化給付金にウソの事業内容で申請するなどして現金をだまし取った罪に問われています。

広島地裁は迅速な給付のための制度を悪用した組織的犯行と認定、大学を退学し一定の社会的制裁を受けているなどとして懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

藤丸貴久裁判官は川本被告に対し「この世の中に簡単にお金が貰えるうまい話はない裏があるのではないかと疑ってほしい」と言葉を投げかけました。

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