中日が決定機を生かせず広島3タテに失敗 与田監督「調子の悪い選手は調子をよくしてもらいたい」

中日・与田監督

中日が19日の広島戦(バンテリン)に1ー3で敗れ連勝ストップ。カープ3タテに失敗した。

先発・大野雄が6回1失点と試合を作ったものの中日打線は広島先発・大瀬良の前にゼロ行進。3点を追う8回に広島2番手・コルニエルからビシエドの適時打で1点を返すのが精一杯だった。

「調子が悪いのと大瀬良から今季ヒットを一本も打ってないので。理由はそこだけです」(与田監督)とこの日は不振の高橋周をスタメンから外した。しかし5番に起用した福田が6回二死一、二塁で空振り三振、8回二死一、三塁で中飛と決定機に凡退。「福田に限らず、みんなにそういう期待を持ってゲームに出しているわけですから。次は打ってくれるでしょう」と指揮官は福田をかばったが、後半戦になっても中日の決定力不足は相変わらずだ。

「(高橋)周平に限らず、調子の悪い選手は調子をよくしてもらいたい。そういうことですね」という与田監督だが、打線がこの状態では、まだまだ苦しい戦いが続きそうだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社