宮崎県内クラスター 先月下旬以降21件 職場、家族、友人間が多発

 新型コロナウイルスの感染の第5波が拡大する中、7月下旬以降に県内で確認されたクラスター(感染者集団)が今月19日の時点で21件に上ることが県と宮崎市のまとめで分かった。1カ月足らずで第4波(3月27日~6月20日)の約3カ月間の25件に迫る勢い。感染力が従来株の約2倍とされるデルタ株が主流となり、クラスターの発生状況も「職場」や「接待を伴う飲食店や飲食店」に加えて、新たに「家族・友人間交流」などにも広がっている。県は「一瞬の気の緩みがクラスター発生につながりかねない」と警戒を強めている。

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