【全英女子OP】2年ぶりVへ渋野日向子がスーパーイーグル発進 笹生優花は首位と1打差

渋野日向子

女子ゴルフの海外メジャー「AIG全英女子オープン」(英スコットランド・カーヌスティGL)が19日開幕し、2019年大会で優勝した渋野日向子(22=サントリー)は1イーグル、3バーディー、2アンダーで回り、畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)らと並んで首位と3打差の12位タイ(暫定)で発進した。

前半を2バーディー、1ボギーの1アンダーで折り返すと、11番(パー4)で〝スーパーイーグル〟を披露した。52ヤードを残しての2打目アプローチが、グリーンを転がってそのままカップイン。「予想通りのラインで入ってくれた」と〝シブコスマイル〟をはじけさせると、勢いに乗って一時は首位と1打差に接近した。

17、18ホールで連続ボギーを叩いたことが「悔やまれる」と振り返ったが、3打差はV射程圏内。「風がなかったので寒いですけど、去年ほど難しくはなかった。アンダーで回り切れたので、とりあえずはひと安心」と声は明るかった。

その渋野以上に絶好位につけたのが、全米女子オープン覇者の笹生優花(ICTSI)。1イーグル、3バーディー、1ボギーの4アンダーで回り、2日目以降も「楽しくラウンドできれば」とこちらもメジャー2勝目へ視界良好だ。

首位はネリー・コルダ(米国)、キム・セヨン(韓国)、マデリーン・サグストロム(スウェーデン)が5アンダーで並んでいる。

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