中尾明慶&さとうほなみが「初情事まであと1時間」で“浮気の理屈”をこねくり回すカップルに

MBSほかで放送中のドラマ特区「初情事まであと1時間」(木曜深夜0:59)から、中尾明慶とさとうほなみが共演する、8月26日放送・第6話「浮気の理屈」の場面写真が公開された。

ドラマは、情事に向かうカップルのリアルな感情の機微がネット上でも話題となったノッツ氏による同名漫画を、演出を務める橋口亮輔、三浦大輔、大九明子、谷口恒平ら豪華監督陣の脚本で映像化。恋人たちが初めて結ばれるまでの直前1時間を切り取り、心も体も裸になってつながるまでの、めくるめく恋と性の駆け引きを描いた恋愛オムニバスドラマだ。初めての愛の営みを目前に控えるカップルとして、中尾&さとうのほか、趣里&渡辺大知、細田佳央太&大友花恋が登場する。

TVerの見逃し配信の再生数ランキングでもゴールデン・プライム帯全国ネットドラマと並びトップ3にランクインするなど話題沸騰中の本作。三浦監督がメガホンをとる第6話では、中尾とさとう演じる、お互い同棲しているパートナーがいながらも酔った勢いでラブホテルに入ってしまったカップルが、土壇場で“浮気の理屈”をこねくり回すというエピソードが展開される。

5年間もお互い意識ながらも、同棲するパートナーの手前その気持ちを隠してきた浩二(中尾)と智子(さとう)が、ある晩酔っ払った勢いでラブホテルに入ってしまう。「セックスをしたい」という思いは一致しながらも、パートナーのことが気にかかる2人は、“浮気”を正当化する理屈をこねくり回す。「セックスすれば、罪悪感を抱えて相手に対して優しくできる」など、自分たちに都合のいい理屈を考えだし、必死に言葉を重ねるが、結局渦巻く欲望にはあらがいきれず…。

映画「愛の渦」(2014年)や「娼年」(18年)など人間の性愛をめぐる作品を多数生み出してきた三浦監督は「自分らしい『初情事』をポップにエロく、描けたような気がしています」と自信をのぞかせる。

バスローブ姿で浮気カップルを熱演した2人も、さとうが「いろいろな葛藤や気持ちの変化がウネウネと渦巻いていて、その2人のやりとりに何故かフフッとなってしまう」、中尾が「性が絡むと、少しだけ単純でばかになってしまう瞬間が人間にはある気がします。そんな誰もが少しは持っているであろう世界観を三浦監督が作り出してくれました」と語るとおり、欲望と理性の狭間で揺れる人間心理のリアリティーやおかしみを感じることができる物語となっている。

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