宮崎北高(宮崎市)の「スーパーサイエンスハイスクール」(SSH)の重点枠事業が事実上頓挫している問題で、同校を実施主体として文部科学省が3月に受理した2021年度実施計画書について、その後に県の事業と強調するよう県教委や同校管理職が担当教諭に書き換えを指示していたことが19日、関係者への取材で分かった。担当教諭は長期間にわたって書き換えを強要されたことで、精神疾患を発症した疑いが強いという。最終的に書き換えられた計画書を文科省は「不適切」として受理していない。
県教委、計画書き換え指示 宮崎北高国指定事業頓挫
- Published
- 2021/08/20 10:00 (JST)
- Updated
- 2021/08/20 12:53 (JST)