嘉手納署は19日、大麻取締法違反容疑で、男子高校生(16)を含む3人を逮捕したと発表した。逮捕したのは本島中部の高校生と沖縄市の飲食店従業員の少年(19)、読谷村の無職の男(20)。少年2人は友人同士で、会員制交流サイト(SNS)を通じて無職の男から大麻を購入した。3人は容疑を認めている。
逮捕容疑は、少年2人は読谷村の路上で大麻を所持した疑い。無職の男は大麻を所持し、少年2人に販売した疑い。
署によると、4月8日午後3時50分ごろ、少年2人は読谷村内の駐車場で、SNSで知り合った無職の男から乾燥大麻を購入した。村高志保の路上で無人の車があり、不審に思ったパトロール中の警察が車を調べていたところ、持ち主の飲食店従業員少年と高校生が現れた。2人の所持品検査で乾燥大麻約0.5グラムが見つかった。
署は6月15日、自宅にいた無職男を逮捕。その際、自宅から大麻成分を含むリキッド0.4グラムが見つかり、7月7日に再逮捕した。
署の調べに、少年2人は「1、2年前から大麻を使用している。きっかけは興味本位」と供述したという。
那覇地検は少年2人を那覇家裁に送致した。