おすすめのクラフトジン10選|ブーム到来中!人気のクラフトジンとは?おしゃれな飲み方・作り方・気分を上げるおつまみも

家庭・高級レストラン・バーなど様々なシーンで愛されているジン。ジンを飲んだことがない人でも、お酒の名前は知っているのではないかと思います。

そんなジンの中でも、こだわりのオリジナルフレーバーで作成する「クラフトジン」は、別名「飲む香水」とも呼ばれ、ひとつのトレンドになりつつあります。

今回は、そんなクラフトジンの基礎知識から、あなたに合ったクラフトジンの選び方、いま人気のクラフトジン、さらにおすすめのおつまみまで、とことんクラフトジンの魅力に迫ります。

クラフトジンとは?どんなお酒?

(写真)スコットランド スターリングの小規模蒸溜所で作られているジン「スターリング ジン」。ボタニカルにはすべてスターリング近郊でとれたものが使用されている

クラフトジンとはジンの一種ですが、正確な定義のルールはありません。

ただし、クラフトジンと呼ばれる商品には、おおむね以下の特徴を備えている場合が多いです。

  • 小規模設備で蒸留されたジンである
  • こだわりのボタニカルを使用している

そもそもジンとは穀物酒にボタニカル(ハーブ、果皮、スパイスなど)を加えて再蒸留したお酒です。世界的に広く流通しているメジャーなジンとは異なり、作り手こだわりのボタニカルが使われていること。さらに、オリジナルで小ロットのジンであること。このふたつの特徴をもっているジンがクラフトジンと呼ばれています。

そもそもジンとは?

ジンは、テキーラ、ウォッカ、ラムと並ぶ4大スピリッツのひとつと言われるほどメジャーなお酒です。

今でこそさっぱりとした味付けで人気なジンですが、もともとの発祥はなんと「薬用酒」。1660年頃、オランダの医学者が熱病対策に利尿剤として使用されたという非常に堅いルーツを持っています。この薬用酒はジュニエーブルと呼ばれオランダの商人により世界中に拡散、名前がジンと短縮され現在に至ります。

そんな意外なルーツを持つジンですが、お酒としてはどのような特徴を持っているのでしょうか。まとめてみました!

  • ジンの特徴
    ボタニカルの豊かな香りと、熟成しないことで飲み口がさわやかで軽いことから、世界中で好まれているスピリッツ。蒸留酒の中ではクセが強くないため、そのまま飲むだけでなく、カクテルの材料として使用されることも多い万能タイプのスピリッツ。
  • ジンの原料
    大麦・ライ麦・ジャガイモを原料とした蒸留酒。ジュニパーベリー等のボタニカルを香り付けに使用。
  • ジンの製造方法
    穀物などが原料のベーススピリッツにボタニカルを加えて蒸留するという製法で製作。制作時にジュニパー・ベリーをボタニカルとして加え、さらに追加でハーブ等を加えることで味の差が生まれます。

ベーススピリッツにボタニカルを加えて再蒸留するという製法のため、アルコール度数が高いお酒ですが、飲み口にクセがなく色々なアレンジが効くという特徴を持つジンは、お酒好きの女性などにも人気のお酒ですね!

ジンは主に5つの種類に分けられる

蒸留酒にボタニカルを加えて再蒸留すればジン!と説明しましたが、厳密にいうと、ジンは製造方法によって5つにカテゴライズされます。

  • ドライジン・ロンドンドライジン(London dry gin)
    ドライジンは世界で最も流通しているジンで、皆さんがイメージするジンはまさにこれです。蒸留の際にボタニカルを加える作り方をしているものがドライジンと呼ばれます。ドライジンとロンドンドライジン同じ意味で、この製法を守っていることでロンドンドライジンとカテゴライズされます。
  • ジュネバ
    別名オランダ・ジン。ドライジンができる前からの製法で作られたオランダの伝統的なジンで、薬用酒時代の最も古いジンに近い形。麦芽を多めに糖化発酵された醸造酒にジュニパーベリーを漬けて蒸留します。コクが強く、ストレートで少しづつ飲むスタイルが一般的です。
  • シュタインヘーガー
    ドイツの街、シュタインヘーガーで考案されたジン。ドライジンはボタニカルに乾燥したジュニパーベリーを使用しますが、こちらは生のジュニパーベリーから蒸留酒を発酵、スピリッツを製造。その後穀物類から作られたスピリッツとブレンドして再蒸留されます。マイルドな飲み口が特徴。本場ではビールの前にショットグラスでいっぱい飲む文化があるそうです。
  • オールド・トム・ジン
    カクテルのトム・コリンズの材料として使われるジンの種類。雑味を抑えるために砂糖を混ぜて作られたジンを総称してオールド・トム・ジンと呼びます。シンプルに砂糖を添加する製法と、サトウキビ由来のスピリッツで製造する方法があります。
  • ディステルデ(蒸留)ジン(Distilled gin)
    蒸留の工程でボタニカルを抽出したジン。特に風味を出したいボタニカルを後から漬け込むため、より強い風味が楽しめるという特徴のあるジンの種類。

日本を中心にクラフトジンの人気が急上昇!

長い歴史を持つクラフトジンですが、なぜ今になって流行したのでしょうか。流行の秘訣を調査してみました。

洋酒に対するハードルがさがっている

多様性に寛容な社会となり、固定観念というものがなくなりつつある昨今。お酒においても「とりあえずビール!」といった文化が強要されることも少なくなりました。各々が好きなお酒を飲み、それらのSNSに投稿すれば、自然とさまざまなお酒に興味を持つ人も増えていきます。特に海外のお酒には日本にはないユニークなものも多く存在します。こういった中で海外のお酒、洋酒に対するイメージも「あやしいもの」から「好意的でおしゃれなもの」に変わってきました。しかもジンは飲み口がさわやかで日本人にも飲みやすいお酒。より人気を博したということです。

オシャレなボトルとSNSの相性

クラフトジンは作り手のオリジナリティとこだわりが強く出たジン。当然、味だけでなくラベルやボトルのデザインにもこだわったものが多数あります。お酒というものはついSNSにアップしたくなりますよね?そんなときにおしゃれで他で見ないクラフトジンのボトルは「映え力」も完璧!多くのイイねが期待できます。

プレミアムクラスでもリーズナブルに入手可能!

蒸留酒であるジンは、ウイスキーやワインのような熟成期間が必要とされていません。一部例外はあるものの、スピリッツにボタニカルを加えて再蒸留するという工程が一般的なため、製造期間も工程も短く、コストが抑えられます。そのため、ジンはハイクラスなものでも安価に手に入れることができるのです。いいものをお財布にやさしく手に入れられるため、その手軽さも魅力ですね。

商品以上の「体験」や独自性が注目点

クラフトジンは作り手の想いやこだわりが強く反映された製品。こういった特徴を持つ商品は、ただ単に味が良いという評価軸だけでなく、完成までに経たストーリーを知ることもまたひとつの楽しみとなります。どこで誰がどういう目的で生み出したのかという点に思いを馳せて飲むというのも、こだわりのお酒を楽しむ目的になるのです。

ボタニカルの魅力が認知されつつある

クラフトジンの魅力は、作り手こだわりのボタニカルによるハーモニーです。ベースとなるジュニパーベリーをはじめ、作り手が自由に配合するハーブ、果皮、スパイスなどよってさまざまな顔を見せてくれるクラフトジンの魅力は、出会った数だけ発見のある、いわば「酒飲みの永遠の遊び場」です。また、ボタニカルという言葉はここ最近生活用品や化粧品などでもよく見かけるワードのひとつ。女性にとっても接点を見出しやすいお酒と言えます。

クラフトジンはどうやって選ぶ?おすすめの選び方

クラフトジンについての基本的な知識は、今までの内容がなんとなくわかっていればOKです!それでは、実際にクラフトジンの選び方を学んでいきましょう。

ここでは、こだわり別にクラフトジンの選び方をご紹介しています。あなたに合った判断基準のヒントにぜひご覧ください!

「生産地」でクラフトジンを選ぶ

クラフトジンの最大の特徴は「生産者のこだわり」と「ボタニカル選び」。そしてこだわりには生産者の生まれや育ちといった、物理的・精神的・文化的なバックボーンが大きく関係してきます。

オーソドックスなジンがドライジンだとするならば、クラフトジンはいわば「アレンジ作品」のような存在。作り手のバックボーンからクラフトジンの風味を逆算して自分の好みに合うかどうか分析するのも、ジン選びにおいては面白いポイントです。

和を感じたいなら「日本の国産」がおすすめ

日本国産のクラフトジンは、ボタニカルに桜や茶葉といった日本特有のものが使われるケースが多く、日本人にとって慣れ親しんだ味がアクセントとして加えられていることが多いと言えます。

また、国産のクラフトジンは日本人の味覚に合わせ、飲みやすく作られているものも多いため、クラフトジン初心者や、癖の強いお酒に慣れていない人にとってもおすすめです。

異国の地の文化や凮情を感じるなら「外国産」がおすすめ

外国産といっても、ジンは世界各国で生産されており、その風味も国によってさまざまです。逆に言えば、その国のことを思いながら、その国の「ご当地ジン」を飲むという楽しみ方もできるのです。

特にクラフトジンにおいては、その国固有のボタニカルを使用するケースが多く存在します。そのため、その国ならではの風味を楽しめるという魅力があるのです。普通のお酒では満足できない方や、ユニークなお酒が好きな方にはおすすめです!

「ベース」でクラフトジンを選ぶ

ジンのベースとなるスピリッツからクラフトジン選びをするのは、味にこだわりのある方におすすめの選び方です。

スピリッツの原料は穀物などが有名ですが、何をベースにスピリッツを作るかで風味は大きく変化します。

  • 穀物系ベース
    小麦・ジャガイモ・トウモロコシといった穀物で作られるベースのスピリッツは、伝統的なジンの風味を楽しめるものです。穀物系のベースは風味に影響が少ないため、ボタニカルの味がわかりやすいという特徴もあります。
  • ライススピリッツ
    文字通り、米をベースとしたお酒のことです。お米の甘さとまろやかさが含まれたジンは、お米大国日本に住む私たちにとっても大切にしていきたい味ですね!
  • 果物ベース
    リンゴやブドウなどの果物を原料としたスピリッツから作られたジンは、素材となる果物の風味が感じられます。あなたの好きな果物がベースとなったジンを探してみてはいかがでしょう。

「ボタニカル・素材」でクラフトジンを選ぶ

クラフトジンの魅力は、作り手こだわりを持ってチョイスしたボタニカルの風味。どのようなボタニカルで香り付けをしているかをチェックして選ぶ楽しみは、ジンの醍醐味と言えます。

  • 柑橘系
    オレンジやレモンが使われているクラフトジンは風味もさわやかでクセがないため、初心者にもおすすめ。ジントニックなど王道の飲み方にしてもおいしく楽しめるジンのジャンルです。
  • フローラル
    バラやラベンダーなどのフローラル系のボタニカルが使用されたクラフトジンは、なんといってもその風味が魅力。グラスに注いだ瞬間に広がる香りはまるで香水のようです。味はイメージがしづらいものですが、味覚だけでなく嗅覚でもジンを楽しんでみたい!という方はチャレンジしてみてはいかが?
  • スパイス
    コリアンダーや山椒、シナモンにカルダモンなど、スパイスカレーに使われるようなスパイスが使われたクラフトジンは、強烈で濃厚な風味と、一度飲んだら忘れない深みが特徴。一般的なジンでは楽しめないような風味が魅力なクラフトジンのジャンルです。

もしあなたがクラフトジン初心者であるならば、最初は柑橘系のライトなジンから飲んでみることをおすすめします。そしてジンの沼にはまってきたら、フローラル系、スパイス系とチャレンジをしてみてください!

「ジンの種類」でクラフトジンを選ぶ

ジンはその製法によって多彩な表情を見せてくれるお酒です。代表的なジンの種類を把握しておき、気分や好みに合わせてチョイスしてみましょう!

  • ドライジン
    ロンドン生まれの王道のジンの製法で、別名ロンドンジン。多くの人がイメージするジンはこれです。ジントニックなど多くのカクテルのベースとして使用されています。
  • ジュネヴァ
    オランダの製法を強く継承したジンで、薬用酒であったころのジンの製法に最も近いタイプのジンです。コクが深く、ストレートで少しづつ飲まれるようなお酒。
  • シュタインヘーガー
    生のボタニカルから蒸留酒を作って再蒸留する製法。主にドイツで飲まれているジン。生のボタニカルを使用している分ドライジンより飲みやすく、ジン初心者にもおすすめのジャンル。
  • オールド・トム・ジン
    トム・コリンズの材料となることで有名なジン。製造過程でえぐみを取るため砂糖が使われており、少し甘いという特徴を持つジンです。

「ボトルの形」でクラフトジンを選ぶ

クラフトジンは作り手のこだわりが存分に詰められているいわば「作品」のようなものです。クラフトジンに込められた想いは、ラベルやボトルにも如実に反映されています。結果、見ているだけでも楽しくなるような個性的なボトルや、かっこいいデザインのボトルも多数存在します。

和のテイストを感じるジャパニーズクラフトジンを選ぶもよし、武骨でかっこいいデザインが多い外国産のクラフトジンを選ぶもよし、思う存分ジャケ買いを楽しんじゃってください!

「人気・知名度」でクラフトジンを選ぶ

あなたがクラフトジン初心者なのであれば、まずはランキングサイト等で人気のジンを探して購入してみることをお勧めします。人気のジンは多くの人に好かれているため、飲みやすく万人受けされる風味のものが多く、失敗するリスクが低いためです。

一通り王道のジンを飲んて飽きを感じてきたら、ジンマニアのブログなどを探し、少しディープなジンの世界に足を踏み入れてみましょう。きっと素敵なクラフトジンとの出会いがあなたを待っていることでしょう。

「アルコール度数」でクラフトジンを選ぶ

クラフトジンは製造工程で2回蒸留される関係で、アルコール度数が高いという特徴があります。飲みやすいからといって調子に乗ってどんどん飲んでいると大変なことになってしまいます。

ジンのアルコール度数は低いものは30度後半、高いものでは50度近いものも存在します。ご自分のアルコールの強さとよく相談し、美味しく飲める度数のクラフトジンを探してみてくださいね。

「価格帯」でクラフトジンを選ぶ

クラフトジンは熟成の期間がないため、製造費用が比較的安いタイプのお酒と言われています。実際、店舗に並ぶボトルでもたいてい3,000円以下で、高いもので5,000円を超えるものがちらほらといった印象です。

まずは3,000円以下の比較的お求めやすい価格帯のジンからチャレンジしてみて、好みに合いそうであれば高いクラフトジンに手を出してみるという道筋がおすすめです。

「飲み方」でクラフトジンを選ぶ

クラフトジンは雑味が少なく飲み口が軽いため、様々な飲み方が存在します。

ジンの飲み方の中でも、有名なものをおさえておくことで、よりクラフトジンの世界を深く楽しむことができますよ。

ジントニックで楽しみたい

ジンと聞いたら真っ先にジントニックが浮かぶほど王道なジンの楽しみ方です。ジンをトニックウォーターで割ったものですが、たいていはライムが添えられています。そのため、ボタニカルに柑橘系が使われているタイプのクラフトジンはジントニックとの相性も抜群です。

カクテルで楽しみたい

マティーニ、アラスカ、ギムレット…ジンを使用したカクテルには皆が知る有名なものばかりが並びます。もしこれらのカクテルを楽しみたいと思うのならば、飲める範囲内でアルコール度数の高いクラフトジンをチョイスすることをおすすめします。

アルコール度数の低いクラフトジンの場合、アルコールの風味がその他の割りものに負けてしまうことがあるためです。

ストレートやロックで楽しみたい

クラフトジンは「飲む香水」と呼ばれるほど香り高いお酒のジャンルです。その香りを存分に堪能できる飲み方、それがロックやストレートです。

もちろん度数が高いお酒を割らずに飲むことになってしまうので十分に注意をしてほしい飲み方ですが、チャレンジする際はぜひフローラル系の香りに特化しているクラフトジンをぜひ楽しんでみてはいかがでしょう。

トワイスアップで楽しみたい

トワイスアップとは、ジン:常温の水を1:1の割合で割った飲み方で、ウイスキーの水割りのようにジンを楽しむ方法です。

クラフトジンの香りはそのままに、飲みやすさが格段に向上するので、女性やジン初心者の方にもおすすめです。

トワイスアップで使うベースのクラフトジンは、フローラル系など香り高いものが適しています。

初心者にもおすすめのクラフトジン10選

これからクラフトジンを試してみる!という方におすすめしたい銘柄を10個ピックアップしてみました。

エシカル・ジン「LAST」

photo by LAST

精製後に廃棄されるのみだった酒粕をリユースして作られるエシカルなクラフトジン「LAST」は、一般的なジンに比べ数倍ともいわれる量のボタニカルが使用されており、まさに「飲む香水」と呼ばれるにふさわしいクラフトジン。

商品名LAST製造元エシカル・スピリッツ株式会社原材料粕取り焼酎(千代むすび酒造)、ボタニカル(生姜、レモン、シナモン、コリアンダー、アンジェリカルート)アルコール度数43度容量200ml価格1,650円(税込)公式サイトURLLAST-それはまるで、飲む香水販売サイトURL千代むすびオンラインストア> この投稿をInstagramで見る

「因伯人 ~インパクト~」

photo by 千代むすび酒造

鳥取県産のドライジンで「因幡」と「伯耆」からこの名前になったという、名前からしてインパクト満点なクラフトジンです。

米原料のスピリッツに柚子やショウガなどの日本由来のボタニカルを加えて蒸留されています。

商品名因伯人 ~インパクト~製造元千代むすび酒造原材料米(国産)、米麹(国産米)アルコール度数47度容量720ml価格3,432円(税込)公式サイトURL千代むすび酒造販売サイトURL千代むすび酒造オンラインストア> この投稿をInstagramで見る

「北海道自由ウヰスキー ジン 9148」

photo by 北海道自由ウヰスキー株式会社

北海道の紅櫻蒸溜所で作られているクラフトジン。ジョージオーウェル著『1984』をバラして銘柄の名前に入れることで「自由な時代のおいしいジン」を目指すというテーマを謳っています。

ラベンダーやブルーベリーのようなボタニカルから、なんと日高昆布や切り干し大根、干し椎茸をボタニカルとして加えるというまさに自由なクラフトジン。

飲み口はあっさりとしてまろやか。初心者の方にもおすすめしたいクラフトジンになっています。

商品名北海道自由ウヰスキー ジン 9148製造元紅桜蒸溜所原材料ジュニパーベリー、コリアンダー、アンジェリカ、シナモン、日高昆布、切干大根他アルコール度数45度容量720ml価格銘柄により異なる公式サイトURL北海道自由ウヰスキー株式会社販売サイトURL自由の丘ワイナリー> この投稿をInstagramで見る

「SAKURAO GIN LIMITED」

photo by SAKURAO DISTILLERY

100年以上の歴史を持つ広島の老舗蒸留所が広島の厳選素材を使用し、伝統的なロンドンジンの製法で作り上げたメイドイン広島なクラフトジン。

名前の通り桜をベースとしたボタニカルに、レモンや柚子といった柑橘類、さらにヒノキや牡蠣殻なども追加され再蒸留されています。

日本の味と伝統的なドライジンが融合した一品です。

商品名SAKURAO GIN LIMITED製造元SAKURAO BREWERY& DISTILLERY原材料–アルコール度数47度容量700ml価格6,050円(税込)公式サイトURLSAKURAO GIN販売サイトURLSAKURAO GIN> この投稿をInstagramで見る

「ROKU 六 ジャパニーズクラフトジン」

特徴的な六角形のボトルデザインが特徴的な『ROKU 六 ジャパニーズクラフトジン』はサントリーが手掛ける日本製のクラフトジン。

日本由来の6種のボタニカルをベースにスパイスを加え、日本の四季を感じられるジンを目指したそう。軽やかで豊かな風味が特徴のクラフトジンに仕上がっています。飲みやすいためジントニックなどにおすすめ。

商品名ジャパニーズクラフトジンROKU(六)製造元SANTORY原材料–アルコール度数47度容量700ml価格4,400円(税込)公式サイトURLジャパニーズクラフトジンROKU販売サイトURLSANTORY> この投稿をInstagramで見る

「梓 Azusa」

photo by 楽天

ジュニパーベリーとコリアンダーをベースにしたスピリッツに、ゆず・山椒・茶・桃の和のボタニカルを配合した静岡産のクラフトジン。

山梨県笛吹市の伏流水を使用しており、日本人の口に合いやすい軟水で仕上げたクラフトジンです。

商品名梓 Azusa製造元–原材料–アルコール度数45度容量720ml価格4,400円(税込)公式サイトURL–販売サイトURL楽天市場### 「OSUZU GIN」

photo by 尾鈴山蒸留所

シンプルでスマートなボトルが特徴的な「OSUZU GIN」は宮崎県尾鈴山の山奥深くでつくられているクラフトジン。

水の豊かなエリアで地元のボタニカルをふんだんに使いすべて手作業で作られたクラフトジンは高品質で味わい深いものとなっています。

商品名OSUZU GIN製造元尾鈴山蒸留所原材料–アルコール度数45度容量700ml価格4,290円(税込)公式サイトURL尾鈴山蒸留所販売サイトURL尾鈴山蒸留所> この投稿をInstagramで見る

「欅」

photo by さぶん酒店

宮城県の老舗醸造店「新澤醸造店」から派生した蔵元で作られたクラフトジン、それが欅です。

食材王国宮城産のボタニカルにはなんとセリが含まれています。2020年5月に発売されて以降、さまざまなジンのコンテストでゴールドメダルを獲得している人気のクラフトジンです。

商品名欅製造元株式会社MCG原材料柚子果皮 (大河原町産・柴田町産・大島産) セリ (名取産) *完全有機農法 茶葉 (石巻市桃生産) *日本最北限茶葉 ぶどう果皮 (仙台市秋保産メルロー) ジュニパーベリー・コリアンダーシードアルコール度数42度容量700ml価格4,389円(税込)公式サイトURLクラフトジン「欅」販売サイトURLさぶん酒店> この投稿をInstagramで見る

「シックス・ドッグス・ブルー Six Dogs Blue」

photo by アフリカー

鮮やかなブルーが特徴的な南アフリカ産のクラフトジン。青色は天然のバタフライピーから抽出しています。

トニックウォーターやレモンなどを入れると青から赤紫色に変化するなど、視覚的な楽しさもあります!

パーティーなどで用意したらとっても盛り上がりそうなお酒です。

商品名シックス・ドッグス・ブルー Six Dogs Blue製造元シックスドッグス蒸留所原材料–アルコール度数43度容量750ml価格4,980円(税込)公式サイトURL–販売サイトURLアフリカー

(> 南アフリカのジン「Six Dogs Blue」

ライムを入れると色が変わるジン。めちゃ可愛かったー。ちょうど着てたスカートと同じ色だったので記念にぱしゃりと。

グラスできちんと可愛く写真したらめっちゃ映えるんだろうなーと、思いながらプラップ飲酒…色が可愛いから許される…かわいい…。 pic.twitter.com/KpjBoxozKl

— エリコ (@kmrakt) August 30, 2020

)### 「ウィットリーニール WHITLEY NEILL」

photo by 楽天市場

英国の有名蒸留所で作られたアフリカンクラフトジン。ロンドンドライジンの製法で作られてはいるものの、アフリカのボタニカルが多数使用されており、エキゾチックなスパイスが楽しいお酒です。

ウィットニーリールはさまざまなフレーバーが販売されており、非常に色彩豊かでおしゃれなラベルが多数ラインナップされています。

味はもちろんのこと、SNS映えも期待できるクラフトジンです!

商品名ウィットリーニール WHITLEY NEILL製造元ウィットリーニール原材料–アルコール度数43度容量700ml価格4,378円(税込)公式サイトURL–販売サイトURL楽天市場## 初心者にもおすすめのクラフトジンの飲み方

さわやかな風味から、そのまま飲んでもカクテルの材料にしてもおいしいクラフトジン。ここではクラフトジンの可能性を引き出す飲み方や割り方をご紹介していきます。

あなたの選んだクラフトジンをぜひいろいろな飲み方で楽しんでみましょう!

王道の楽しみ方でクラフトジンを味わう「ジン・トニック」

ジントニックはかつての大英帝国時代、熱帯の植民地で働くイギリス人がマラリア予防のために飲んでいたトニックウォーターにジンを入れてみたところ驚くほど美味しかったことから生まれたカクテル。王道を征くスタンダートカクテルです。

飲み方氷が溶けきる前に飲みましょう。氷が溶けてしまうまで残っていると、バーテンダーさんもあまりいい思いをしないそうです。材料クラフトジン・トニックウォーター・ライム作り方1.クラフトジン30mlをグラスに入れる 2.トニックウォーターを120mlを入れて軽く混ぜる 3.ライムを添えて完成こんな人におすすめシンプルでクセがなくアルコールも薄まるため、アルコールに弱い人におすすめのカクテルです。### 「ジン・リッキー」

ライムの風味が爽快感を与えてくれる人気のカクテル、ジン・リッキーもクラフトジンとの相性は抜群です。

飲み方リフレッシュしたいときや味の濃い食事のあとのお口直しにも最適です。材料クラフトジン・ライム・ソーダ水作り方1.ライム1/2個をタンブラーの上で絞る 2.氷を加え、お好みのクラフトジンを45mlほど注ぐ 3.タンブラーをソーダ水で満たし、1で絞ったライムを入れ、マドラーを添えたら完成こんな人におすすめジントニック同様、アルコールが苦手な人にもおすすめ。ジントニックよりライムの酸味が強いので、柑橘系のカクテルが好きな人と相性がよいカクテルです。### 「ジン・バック」

ジンジャエールを使ったカクテルで、程よいスパイス感が魅力のカクテル。英国発祥のレシピです。

飲み方夏にぴったりのカクテルです。暑い日にグイっと飲める爽快感が魅力的!材料クラフトジン45ml・レモンジュース20ml・ジンジャエール適量・カットレモン作り方1.氷を入れたタンブラーにクラフトジンとレモンジュース、ジンジャエールを入れて軽く混ぜる 2.カットレモンを入れて完成こんな人におすすめジンジャエールのスパイス感と甘さがクラフトジンのさわやかさとマリアージュし、非常に飲みやすく仕上がっているカクテルです。ジュース感覚でお酒を飲みたい人におすすめ!### 「ソーダ割・水割り・緑茶割り」

シンプルにソーダや水や緑茶で割るのもジンの楽しみ方のひとつ。肩ひじ張らずにクラフトジンを楽しめます。

作り方は簡単で、40ml程度のクラフトジンに、ソーダや水や緑茶を混ぜるだけ。しいて言うなら氷もあったほうがよいでしょう。

クラフトジンの風味を味わいつつもライトに飲めるので、気軽に家で飲む際などにおすすめです!

クラフトジンの味をしっかり味わうなら「ストレート」

クラフトジンは別名「飲む香水」とも呼ばれ、その風味や香りは他のスピリッツとは一線を画す存在です。クラフトジンは作り手のこだわりが如実に表れる、いわば「作品」のようなもの。

そのため、まずはストレートでクラフトジンを楽しんでみることをおすすめします。ストレートは、そのお酒の持つ風味をダイレクトに感じることができる飲み方だからです。

ただし、ジンは蒸留工程が多くアルコール度数の高いお酒ですので、お酒に弱い方は要注意です!

「ロック」

ストレートが強くて飲めないという方は、オンザロックでクラフトジンを楽しんでみるのはいかがでしょうか。

ストレート特有のむせ返るようなアルコールも、氷が加わればかなり軽減されますし、氷の解け具合で度数を調整しながら飲むこともできます。

ただし、こちらもストレート同様アルコール度数の高い飲み方にはなるので注意をしましょう。

「トワイスアップ」

もともとはウイスキーのテイスティングに使用される割り方で、酒1に対して常温の水1で割って作ります。2倍という意味の「トワイス」に氷なしという意味の「ストレートアップ」のアップを掛け合わせてできた言葉です。

お酒のもつ風味を最も強く感じることのできる飲み方とも言われているため、クラフトジンの持つボタニカルの風味をより深く楽しむことができるでしょう。

「しそ」「ゆず」など和の素材を添えて

クラフトジンに使用するボタニカルはジュニパーベリーが使用されていれば後は自由です。もちろん、飲むときにシソや柚子のような日本のボタニカルを加えて飲んでも全く問題はありません!

お気に入りのクラフトジンに和ボタニカルを加えることで、新たな発見があるかもしれませんよ?

暑い夏場におすすめ!冷凍クラフトジン

お酒を冷凍!?と驚かれる方もいるかもしれません。安心してください。クラフトジンは冷凍することで表情を変えるお酒なのです。

一般的にお酒は冷凍してしまうと風味が飛んで台無しになってしまうと言われていますが、香りの強いクラフトジンは、冷凍することでまろやかな風味になり、むしろ冷凍したほうが好き!という人がいるくらいです。

冷凍したらのめないじゃん!と思う方もいるかもしれませんが、ジンはアルコール度数が高いため、冷凍庫で凍ることはありません。少しトロッとする程度です。

暑い夏などには冷たい冷凍クラフトジンで体を冷やすという飲み方もできますので、この夏にぜひ試してみてくださいね。

クラフトジンにおすすめのおつまみは?

豊かな風味と個性的なボタニカルが楽しいクラフトジン。一見クセが強く、食事に合わないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

クラフトジンの持つ特徴を理解すれば、相性ピッタリのつまみも見えてきますよ!

ナッツ・チーズ

お酒のお供としてバーなどでもよく提供されている王道のおつまみ、ナッツやチーズはクラフトジンのおつまみにピッタリ。

すっきりとした飲み口のクラフトジンを適度に甘くオイリーなナッツやチーズをつまみながら飲むと、クラフトジンの風味が口直しにもなります。

フィッシュ&チップス

ジンの代表的な飲み方であるジントニックは、魚や肉、フライもののまったりとした脂で疲れたおなかをリフレッシュしてくれる効果があります。

ドライジン発祥の地であるイギリスでは、フィッシュ&チップスが日常的に食べられていますが、クラフトジンはこの料理と相性ピッタリ!

さあ、カリッカリのフィッシュ&チップスと一緒にさわやかなジントニックを楽しみましょう。

オリーブの酢漬け

代表的なジンを使ったカクテルであり、だれもがバーで一度は背伸びして飲んでみたいと思ったであろう「マティーニ」は、オリーブが添えてあります。そう、クラフトジンはオリーブとの相性がよいお酒なのです。

ボタニカルのフレーバーが豊かなクラフトジンは、深みのあるオリーブと相性がよく、ストレートで飲む際の口直しに最適ですね!

チョリソー

クラフトジンの中には多数のスパイスが使われたものも多く存在します。そんなスパイシーなクラフトジンには、スパイスがふんだんに含まれたチョリソーのような熟成肉がよく合います。

ピリッと辛いチョリソーとジューシーな脂をクラフトジンのさわやかさで流し込む。互いの香辛料が口の中で喧嘩をせず口直しにもなるため、永遠に飲み続けることができる危険な組み合わせです。

スコティッシュ・サーモン

スコットランドの冷たい海水と湖で育ったトラウトサーモンであるスコティッシュ・サーモンは、高品質なものはロイヤルファミリー御用達の品質。刺身でも食べられ、脂乗りも良好、見た目もきれいなオレンジ色と魅力的なサーモンです。

このサーモンをマリネにし、マリネ液にもこっそりクラフトジンを少し混ぜてしまいましょう。特に柑橘系のジンを使用して、さらにレモンを絞ったり、グレープフルーツをサーモンに乗せて食べるのも最高です。

当然ですが、マリネにジンが使われているのでクラフトジンとの相性は問題ありません。

クラフトジンの世界を楽しもう!

クラフトジンの魅力についてたくさんご紹介してきました。いかがでしたでしょうか?クラフトジンが世界的なムーブメントとなりつつある昨今、今が最もクラフトジンにチャレンジするのにアツい時期とも言えます。

ジャケ買いをするもよし、ボタニカルで選ぶもよし、お好みのチョイスでお気に入りのクラフトジンに出会ってみてはいかがでしょうか。

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