サウル・アルバレスが4団体統一戦の合意を発表 11月にIBF王者プラントと対戦

サウル・アルバレス(ロイター=USA TODAY Sports)

ボクシングのWBAスーパー&WBC&WBO世界スーパーミドル級統一王者「カネロ」ことサウル・アルバレス(31=メキシコ)が、11月6日に米ネバタ州ラスベガスでIBF世界同級王者カレブ・プラント(29=米国)との4団体統一戦を行うことを発表した。

アルバレスは自身のツイッターを更新し「11月6日にメキシコのボクシングをトップにします。行方不明のベルトを取りに行く」と契約に合意したこと報告している。

当初は9月の対戦を目指していたアルバレス陣営だったが、交渉は難航し、一時ストップ。その後、標的をWBA世界ライトヘビー級スーパー王者ドミトリー・ビボル(ロシア)とのタイトルマッチに切り替えたものの、希望日程である9月に開催することに難色を示されたという。そこでカネロ陣営は復帰を11月まで延期することにし、再びプラント陣営とマッチメーク交渉。ついに対戦にこぎ着けた。

米スポーツ専門局「ESPN」によるとアルバレスは「とても興奮している。歴史に名を刻むことになるからだ。ボクシング界に足跡を残すことが私のやりたいことなのです」と意気込みを語っているという。米誌「リング」の「パウンド・フォー・パウンド」(体重差がないと仮定した場合のランキング)のキングが史上7人目の4団体統一王者の野望を実現させるか。

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