【CATレディース】稲見萌寧「65」首位発進! パット絶好調のキッカケは東京五輪

稲見萌寧

国内女子ゴルフ「CATレディース」初日(20日、神奈川・大箱根CC=パー72)、稲見萌寧(22=都築電気)が8バーディー、1ボギーの65、7アンダーで首位に立った。好調の理由はパッティングで銀メダルを獲得した東京五輪がキッカケになったと語った。

五輪後の2戦目。大会コースレコードでトップに立った稲見は「いま初めて知った(笑)」とし「いいスコアが出たかなというのが一番で、ショットはそこそこ、それなりにいってくれて。パターが良かったので、スコアかみ合ってくれたかな」と、パッティングが決め手になったという。

さらにパットが好調に理由について「一番はグリーンのスピードですかね。速い方が好きなので。夏場とか遅いスタートになるとスパイク跡だったり、グリーンが読みずらかったりとかイメージが出なくて、思った通りに打てないっていうのが続いていたので。その辺の影響と感じていて、オリンピックでめちゃくちゃ固くて速いグリーンで、そこでいい感じのを少し出せたのが良かった」と説明した。

五輪の舞台となった埼玉・霞ヶ関CCは高速グリーンで知られる。そこで好感触をつかんだことが、大会コースレコードでの首位発進につながったという。2日目以降に向け「ピンポジとか天気とかでも全然変わってくるので対応しながら、伸ばして上位にいたいなと。(優勝の意識は)まだ早いかな。ずっと伸ばすことが大事」と、目の前のことに集中していく構えだ。

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