美術家 野老朝雄が創造したクイーンオフィシャルのロゴアイテムが新登場

クイーン結成50周年を記念して、新たに創造されたクイーンロゴのアイテムが2021年8月20日よりUNIVERSAL MUSIC STOREにて販売が開始となった。この新しいバージョンのロゴは作品が東京2020オリンピック・パラリンピックのエンブレムに採用された美術家の野老朝雄(ところ・あさお)によるデザインとなっている。

単純な原理に基づき定規やコンパスで再現可能な図形の組み合わせによって完成された今回のロゴは、シンプルであっても、象徴的で力強く、そしてQの文字はフェニックスが羽ばたいているかのようなアートワークとなっていおり、そこには人と人とが永遠に手を取り合ってつながり、それがQueenのような大きな力になって欲しいという願いが込められているとのこと。

野老朝雄が東日本大震災で被災した東松島市にてアートを通して復興支援を行った際、そのワークショップで地元の人々とクイーンの「手をとりあって」を合唱したことがあり、「繋がる」をテーマにデザインしている野老朝雄にとって、「手をとりあって」もクイーンも特別な存在であり、今回の企画が実現した。

デザインはクイーンのメンバーによって監修されたオフィシャル商品であり、メンバーは今回のデザインを大絶賛している。ラインナップはTシャツ、フーディー、ポロシャツと缶バッジでの販売となる。

Written by uDiscover Team


【アイテムラインナップ】

Tシャツ サイズ: S/M/L/XL/2XL 4,950円

フーディーサイズ: S/M/L/XL/2XL 7,150円

ポロシャツ サイズ: S/M/L/XL/2XL 5,720円

缶バッジ2個セット 660円

価格は全て税込。

___

**【野老朝雄 プロフィール】
**

アーティスト 1969年東京生まれ。幼少時より建築を学び,江頭慎に師事。2001年9月11日より「繋げる事」をテーマに紋様の制作を始め、美術、建築、デザイン等の境界領域で活動を続ける。単純な幾何学原理に基づいて定規やコンパスで再現可能な紋と紋様の制作や、同様の原理を応用した立体物の設計/制作も行なっている。主な作品に、大名古屋ビルヂング下層部ファサードガラスパターン、東京2020 オリンピック・パラリンピックエンブレム、大手町パークビルディングのための屋外彫刻作品などがある。2016年より東京大学工学部非常勤講師、2017年より東京大学教養学部非常勤講師を務める。2021年7月より、イギリスロンドンにて野老朝雄展が11/7まで開催中です。

© ユニバーサル ミュージック合同会社