日本ハム〝弟分〟杉谷の痛い走塁死 ハム党から「中田のトレードで動揺?」の声

日本ハム・杉谷

20日の日本ハム―楽天戦(札幌ドーム)が、珍しい幕切れで試合を終えた。

3―3の同点で迎えた9回、日本ハム打線は楽天の守護神・松井から一死一塁とすると、栗山監督はムードメーカーの杉谷拳士内野手(30)を代走に送り出した。

サヨナラの走者となった杉谷は、続く郡が放った左翼への飛球で一気に二塁を回った。しかし、結果は左飛で二死。これで杉谷は一塁まで戻ったが、二塁を踏んでから一塁に戻らないといけないところを空過してしまう、まさかの大チョンボ。これを楽天内野陣は見逃さずアピールプレー成功で試合終了となった。

ネット上ではハム党から「杉谷何やってるんだ!」との怒号とともに「中田のトレードで動揺してたのか」「大将いなくて気が緩んだ?」との声も。この日、中田翔が巨人にトレードされたこともあり、なんともバツの悪い終わり方となってしまった。

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