開会目前…東京パラリンピック関係者が「正直、来ないでほしい」と敬遠する人物

石原さとみらによって聖火リレーの集火式が行われた

東京五輪・パラリンピック組織委員会は20日に迎賓館赤坂離宮(東京・港区)でパラリンピック聖火リレーの集火式を開催。47都道府県とパラリンピック発祥の地・ストークマンデビル(英国)で採火された炎が1か所に集められた。いよいよムードが高まってきた一方で、〝ぼったくり男爵〟の横暴ぶりを懸念する声が飛び出している。

東京都の小池百合子知事は「パラアスリートの熱い戦いへの期待が膨らんでいる」と語ったが、新型コロナウイルス感染爆発の影響で原則無観客での開催が決定済み。「学校連携観戦プログラム」に参加する児童・生徒以外は会場に足を運ぶことができないものの、パラ競技団体関係者からは「仕方がないことだし、むしろ大会を開催してくれるだけでありがたい」と感謝の言葉が目立つ。

しかし、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が24日の開会式に合わせて来日する予定。IOC会長の招待は慣例とはいえ、〝不要不急〟の来日に各方面から批判が飛び交っており、ある大会関係者は「あの人は目立ちたいだけ。正直、来ないでほしいし、負のニュースをバラまいているだけ」と糾弾した。

バッハ会長と言えば東京五輪閉幕後、東京・銀座を散策した〝銀ブラ〟で集中砲火を浴びたばかり。全く懲りていないようで「多様性と調和」を掲げる東京パラリンピックには迷惑極まりない存在といったところか。

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