米政府、駐日本大使と駐中国大使を指名 駐韓国大使は未定

ジョー・バイデン米大統領が中国駐在米国大使にニコラス・バーンズ元国務省政務次官を指名した。

また、日本大使にはラーム・エマニュエル前(オバマ大統領時)首席補佐官を抜擢した。

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ホワイトハウスは20日(現地時間)に報道資料で二人の人選を伝えた。

ホワイトハウスは、バーンズ前次官が政務次官時代アフガニスタンと国連の対イラン制裁、北朝鮮、インド、太平洋地域の米国の政策など、様々な問題で中国政府と協議をした経歴があると紹介した。

バーンズ氏が政務次官に活動した2005年3月~2008年2月は対北強硬政策をとったブッシュ大統領在任期間である。

バーンズ氏は北朝鮮が最初の核実験に成功した直後の2006年11月に、北朝鮮の核問題が米中関係の中心にあると中国政府側に強調した人物だ。

これまで政治家出身が多かった中国大使に外交官出身者が選ばれたのは異例であると内外メディアは伝えている。

エマニュエル前首席補佐官は、オバマ大統領の政治的原点であるシカゴの選挙区で民主党連邦下院を3回務めたのち、シカゴ市長を9年務めた政治家出身だ。

駐韓米国大使の人選はまだ明らかにされていない。

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