女子ゴルフのメジャー最終戦「ＡＩＧ全英女子オープン」２日目（２０日、英スコットランド・カーヌスティＧＬ＝パー７２）、全英初挑戦の古江彩佳（２１＝富士通）が７０で回り、通算イーブンパー４５位で初日の２オーバー９０位から予選突破を果たした。
７月の海外メジャー「エビアン選手権」で４位に食い込んだ実力者が、巻き返しに成功した。６番パー５で２オンしてバーディーとすると、８番パー３は８メートルを沈めるなど３つのバーディーを奪取。最終１８番パー４はボギーとしたものの「最後のボギーは悔しいけど、４日間戦えればうれしいと思っていたので、とりあえず自分をほめたい」と喜びを語った。首位との７打差を追う決勝ラウンドに向けて「もう一度スタートラインに立ったと思ってやりたい」と意気込んだ。
昨年国内メジャー２勝を挙げた原英莉花（２２＝日本通運）は通算５オーバーの１０２位で海外メジャーでは昨年１２月の「全米女子オープン」、４月の「ＡＮＡインスピレーション」に続く予選落ち。青木瀬令奈（２８）は通算４オーバーの９３位、アマチュアの梶谷翼（１７＝兵庫・滝川二高）は通算７オーバーの１２０位で予選落ちした。
また笹生優花（２０＝ＩＣＴＳＩ）が５位、渋野日向子（２２＝サントリー）は１２位、畑岡奈紗（２２＝アビームコンサルティング）は２３位で決勝ラウンドに進んでいる。
