「うるさくて子どもが起きた」...4日連続でオスプレイ夜間飛行 宜野湾市に苦情相次ぐ

 【宜野湾】米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイやCH53E大型輸送ヘリコプターなどが、16~19日の4日連続で、航空機騒音規制措置(騒音防止協定)で制限される午後10時を超えて夜間飛行した。県と宜野湾市の騒音測定によると、同飛行場へ機体が着陸する17日午後10時53分、市野嵩地域で86.5デシベルの騒音が発生した。

 宜野湾市の基地被害110番には周辺住民から「うるさくて子どもが起きた」「住んで20年だが、ここ4~5年が特にひどい」などの苦情が相次いだ。市は苦情の声を沖縄防衛局と米軍へ送り、市民生活への配慮を申し入れた。

 18日午前5時ごろには、嘉手納基地を離陸したボーイング機が普天間飛行場周辺を飛行し、上大謝名地域で72.4デシベルの騒音が記録された。

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