【東京パラリンピック】アーチェリー代表選手が出場辞退 連盟のコンプライアンスに違反

アーチェリー日本代表選手が出場辞退した

日本身体障害者アーチェリー連盟は21日、東京パラリンピックの代表選手にコンプライアンス違反があり、当該選手が大会への出場を辞退したと発表。複数の関係者によると、選手は男子リカーブ個人の長谷川貴大(日本テレビ)だという。

同連盟によると、日本アーチェリー連盟の安全規定違反とされる「所有者に無断で競技者の複数台の弓に触れる」行為が確認。「殺傷能力を持つ道具を扱うアーチェリー競技の安全に関する大原則に反する行為であること、また、選手自身の怪我及び暴発による事故を招きかねない重大な行為です」などとコメントを発表した。

長谷川は行為の重大性をしっかりと受け入れた上で反省。自ら出場辞退の意思を示し、連盟側が出場辞退を受け入れた。なお、代替選手は出場しない見込みだいう。

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