RIZIN・新企画に朝倉未来が出場

RIZINの新企画に出場する朝倉未来

格闘技イベント「RIZIN」は21日、新たなイベントとして開始する無観客での配信大会「RIZIN LANDMARK(ランドマーク)」の開催を発表した。

このイベントは従来の有観客のものと異なり有料ライブ配信を収益の柱とする形態となり、株式会社U―NEXTと配信パートナー契約を締結したことも合わせて発表された。

RIZINの榊原信行CEO(57)は「新型コロナウイルス禍の中、会場に満員のお客さんを入れられない状況で生き抜くためのもの。ゲート収入に頼ることない形」と語った。

タイトルとなった「LANDMARK」の意味については「無観客となることで機動力を得ることになった」とし、屋内会場に限定することなく、地域の中心地や象徴となる場所が舞台となっていくことを明かした。

旗揚げ戦となる「RIZIN LANDMARK vol.1」(10月2日、東京都内某所)は〝最強兄弟の兄〟こと朝倉未来(29)が出場し、メインで萩原京平(25)と激突する。

6月の東京ドーム大会でボンサイ柔術のクレベル・コイケ(31)に敗戦して以来の再起戦となる朝倉未は「この時代に合った新たな挑戦。面白いなと思って(出場を)引き受けました」と語った。

萩原に対しては「実力はあんまりないと思うが対戦カード自体は盛り上がると思う。レスリング力もグラップリングも相手よりはるかに上。圧勝しないとダメでしょう」と意気込みを語った。

対する萩原は「この大会の後に素人をいじめる企画やると聞いたけど、すげえなめられてるなと腹が立った。フルボッコにして引導を渡してやろうと思う」と、先日発表された10月31日に生配信されるインターネット動画配信サービス「ABEMA」の企画「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」を引き合いに出し、闘志をたぎらせた。

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