世界的ラッパー 英国の芸術家が作成した彫刻を1.5億円で購入 新アルバムのカバー使用説も

ラッパーのカニエ・ウェストがイギリスの現代アーティスト、デミアン・ハーストの彫刻を137万ドル(約1.5億円)で購入したそうだ。故ジョージ・マイケル氏が所有していたものだそうで、ザ・サン紙によるとカニエは、ハーストのインスタグラム上に載った同作品『ジ・インコンプリート・トゥルース』をシェアしていた。

翼を広げたホルマリン漬けの白いハトがガラスケースに収まった同作品は、ジョージが2007年に購入。2016年に死去した後、オークショニアのクリスティーズで売却されていた。カニエのファンらは同作品が、待望のニューアルバム『ドンダ』のカバーに使われるのではと噂している。

カニエは同アルバムのリスニングパーティーを最近開催していた。先月には会場となった米アトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムに移り住み、その仕上げの作業に入ったとされていた。

アルバムのプロデューサーとされるマイク・ディーンは今週、自分の家に戻ったとツイートしたところ、カニエ作品から降りたと噂され、「私は何もやめたりなどしていない。あのアルバムは引き続きやっているさ。皆ツイートを深読みしすぎさ」と否定。更に同新作でカニエとコラボしているラッパーのケイシーは、「俺たちはまた別のスタジアムに移動する」とツイートし、制作続行を示唆していた。

そんなカニエは、全ての食事を用意するシェフを常駐させる一方で、スタジアム内の生活スペースがあまりに簡素だったことでファンらを驚愕させたようだ。カニエがインスタグラムに公開したそのスペースの写真には小さなベッド、洋服ダンス、ワークアウトの器具、テレビのみがあり、ベッドの横には靴や服、ペットボトルの水、床には開けっ放しのスーツケースが見て取れた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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