荒磯親方が描く将来の夢は「相撲で故郷に恩返し」

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東海ラジオ『荒磯親方 横綱人生道』(月19:00~19:15)は、第72代横綱・元稀勢の里の荒磯親方が、相撲道で培った人生観、さらに幅広く、横綱の人生道を大いに語る番組。8月16日の放送では、相撲で故郷に恩返ししたい思いを語った。

荒磯親方の出身地は茨城県。県内に荒磯部屋の建物が完成するのは来年5月の予定。今は、親方が大学院で学んだ筑波大学に間借りしている。実は、現在、筑波大学相撲部に部員はいない。土俵はすぐに使える状態ではなかった。そこで、親方自ら陣頭指揮を執り、2日間かけて土俵を作り直した。荒磯部屋は、来年まで、ここで稽古を続ける。

荒磯親方は、地元の人たちに、もっと相撲の魅力を知ってほしいという思いがある。地元で相撲部屋を興す理由もそこにある。これまで、特に、ジュニアを育てようと、わんぱく相撲の開催にも協力してきた。コロナ禍ではリモートでの指導も行った。親方自身も、わんぱく相撲で優勝した経験がある。

荒磯親方は、相撲の魅力について「相撲は楽しいし、礼節もしっかり身につけることができる。日本の文化を知るのにも、いい競技だと思う」と話し「地元で相撲を普及させていきたい。将来は、地元の人たちとの交流を図っていきたい。そのために茨城に来た。下を育てる、ジュニアを育てるのが我々の使命」と強調した。

そのための工夫として、新しい部屋には、複数の土俵を作る予定。土俵が複数あれば、稽古の効率も上がるだろうし、地元の人たちとの相撲を通した交流の場になることも期待できる。荒磯親方は、新しい相撲部屋の形を模索しながら、夢を膨らませている。

荒磯親方 横綱人生道

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週月曜 19時00分~19時15分

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