【DDT】竹下幸之介が秋山準越えを果たしKO-D無差別5度目の戴冠!次期挑戦者にクリス・ブルックス!8.21 富士通スタジアム川崎『WRESTLE PETER PAN 2021』

21日、神奈川県・富士通スタジアム川崎にてDDTプロレスリングの真夏のビッグマッチ『WRESTLE PETER PAN 2021』が行われた。

WRESTLE PETER PAN 2021
【日時】2021年8月21日
【会場】神奈川・富士通スタジアム川崎
【観衆】1336人(満員)

メインイベントでDDT最高峰のKO-D無差別級選手権試合が行われ王者・秋山準vs挑戦者・竹下幸之介の試合が行われた。

試合経過は下記の通り

特別立会人として小橋建太さんがこの試合を見届けた。身長180cm台後半の秋山・竹下と並んでもその堂々たるレジェンドの体躯は引けを取らない

挑戦者の竹下幸之介はKING OF DDTトーナメントを制しての挑戦権を獲得。米国・AEWへの参戦も経て大いに自信を取り戻しての今回の挑戦

対する秋山準も対・竹下幸之介戦とのシングル戦績は2戦2勝。遠藤哲哉を制して王座に着いてから3度の防衛に成功し、半年間に渡りDDTの中で本道の防衛ロードを貫いてきた。

秋山は得意のロープ際の攻防で断崖式の攻撃を繰り出す

竹下も負けじと187cm・105kgの体躯でのノータッチ・トペコンを繰り出す。

竹下は強烈なジャーマンスープレックス

秋山は重さのあるランニングニーで圧倒

秋山はエクスプロイダ―を竹下に炸裂させる

遠慮なく竹下の首を絞り上げる秋山

竹下はザーヒーで秋山を追い込む

竹下はフィニッシュに向けてクロスアーム式のジャーマンを繰り出し

ホールドせずにそのまま変形チキンウィング・フェースロックで絞り上げる

たまらず秋山は左手でタップアウト。竹下が悲願の秋山越えを果たした。 ▼メインイベント BLACKOUT presents KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負<王者>●秋山準 vs 竹下幸之介○<挑戦者>24分43秒 変形チキンウイング・フェースロック※秋山が4度目の防衛に失敗、竹下が第77代王者となる。

竹下「秋山さん…秋山さんにやっと勝つことが出来ました!うおーー!勝ったぞー!今日でピリオドなんて打つ気はありません。秋山さんから獲ったベルト、死ぬ気で防衛して、もっとデカいレスラーになって、次はボクが秋山準を迎え撃ちます!これからもボクも頑張ります。みんなも頑張ります。秋山さんもDDTの為によろしくお願いします!」

秋山「竹下、今日は負けたよ。獲り返すから待っておけ!」

KO-Dのベルトを週プロ湯沢編集長より手渡される竹下

勝利者賞を手渡される竹下

勝利に喜ぶ竹下にマイクを手にしてリングに上がったのはクリス・ブルックス クリス「タケちゃん、ついに秋山サンに勝った。本当にオメデト。デモ19年からアナタはワタシにシングルの試合で勝ってないでしょ?ダカラ最初の挑戦者はワタシ!お願いします」 竹下「いいよ。でも今のタケちゃん、めっちゃ強いよ。分かる?」と言い、AEWに渡った経験も活かし英語でも同様にクリスに説明。

クリス「分かりました。デモ大丈夫だよ。ダイジョウブ…やろうか」 両者の合意が得られ今林GMより9.29後楽園ホール大会でのKO-D無差別級選手権、竹下幸之介vsクリス・ブルックスの一戦がアナウンスされた。

高木大社長から竹下と会場のお客さんにプレゼントとボードを渡される

サウナカミーナのメンバーに支えてもらいながらめくりを剥がすと「12月26日(日)代々木第二 進出決定!」の文字が

竹下「やっと…やっと秋山準選手にシングルで一本獲り返すことが出来ました。ありがとうございます。この1年、本当に…個人的にも色々ありまして、自信もなくなったし、もう…何度も諦めそうになったし、ぶっちゃけ諦めてました。今日このリングに立つまで自信もなくて、絶好調って自分に言い聞かせてやってきましたけど、全然そんなことなくて。本当に綺麗事じゃなくて、皆さんの応援…声には出せないけど皆さんの応援を感じました。そしてサウナカミーナの仲間が、自分の…竹下幸之介の辛い1年間を最後まで誰よりも諦めずに、ボクよりも諦めずに応援し、支えてくれました。本当にありがとう! …あー、ボクも何度目かのKO-D無差別級王者になりました。でも今回こそは本当の意味で、DDTには竹下幸之介がいる!そんなチャンピオンになってDDTをトップの団体にしていきたいと思います!今日はありがとうございました!」

WRESTLE PETER PAN 2021【日時】2021年8月21日【会場】神奈川・富士通スタジアム川崎【観衆】1336人(満員) ▼アンダーマッチ 15分一本勝負〇納谷幸男&中村圭吾 vs 岡谷英樹&高鹿佑也●10分38秒 体固め※チョークスラム ▼第0試合 電流爆破8人タッグデスマッチ 30分一本勝負○大仁田厚&高木三四郎&彰人&伊藤麻希 vs クロちゃん●&スーパー・ササダンゴ・マシン&黒田哲広&乃蒼ヒカリ9分35秒 体固め※電流爆破バット ▼オープニングマッチ スペシャル10人タッグマッチ~エル・ユニコーン&イルシオンデビュー戦 30分一本勝負HARASHIMA&吉村直巳&岡田佑介&今井礼夢&○エル・ユニコーン vs 岡林裕二&TAMURA&渡瀬瑞基&飯野雄貴&イルシオン●11分44秒 エビ固め※変形ダブルニースタンプ ▼第二試合 ダブルリング・ダブルシングルマッチ 各30分一本勝負○大鷲透 vs アントーニオ本多●0分11秒 横入り式エビ固め●平田一喜 vs 男色ディーノ○0分11秒 横入り式エビ固め ▼再試合 ダブルシングルマッチ 各30分一本勝負×大鷲透 vs アントーニオ本多×1分28秒 無効試合※レフェリー一同が揉めたため。×平田一喜 vs 男色ディーノ×1分28秒 無効試合※レフェリー一同が揉めたため。 ▼再々試合 真の第二試合決定戦~メインリングvsサブリング~ 30分一本勝負<メインリング>大鷲透&アントーニオ本多&○木曽大介 vs 男色ディーノ&平田一喜&松井幸則●<サブリング>2分53秒 首固め ▼第三試合 スペシャルハードコアタッグマッチ 30分一本勝負葛西純&○クリス・ブルックス vs 勝俣瞬馬&MAO●14分3秒 片エビ固め※プレイングマンティスボム ▼第四試合 KO-D6人タッグ選手権試合 60分一本勝負<王者組>遠藤哲哉&高尾蒼馬&○火野裕士 vs 樋口和貞&坂口征夫&赤井沙希●<挑戦者組>11分34秒 体固め※Fuckin’BOMB。第43代王者組が3度目の防衛に成功。 ▼セミファイナル DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負<王者>●上野勇希 vs 佐々木大輔○<挑戦者>17分10秒 クロスオーバー・フェースロック※クリスが7度目の防衛に失敗、佐々木が第5代王者となる。 ▼メインイベント BLACKOUT presents KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負<王者>●秋山準 vs 竹下幸之介○<挑戦者>24分43秒 変形チキンウイング・フェースロック※秋山が4度目の防衛に失敗、竹下が第77代王者となる。

(写真提供:DDTプロレスリング)

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