21日、神奈川県・富士通スタジアム川崎にてDDTプロレスリングの真夏のビッグマッチ『WRESTLE PETER PAN 2021』が行われた。
WRESTLE PETER PAN 2021
【日時】2021年8月21日
【会場】神奈川・富士通スタジアム川崎
【観衆】1336人(満員)
セミファイナルでDDTが世界に打って出るベルトDDT UNIVERSAL王座選手権試合が行われ王者・上野勇希vs挑戦者・佐々木大輔の試合が行われた。
試合経過は下記の通り
挑戦者の佐々木大輔は事前の記者会見の時にもベルト強奪しており、挑戦者なのに腰にベルトを巻いての入場
一方の王者・上野勇希はチャンピオンベルトなしでの淋しき入場に
カリスマ・佐々木大輔はダーティファイトで上野を翻弄
ユニバーサルのベルトで上野の顔面を殴打してしまう
たまらず場外に投げ出された上野は顔面を切って激しく流血
血まみれになりながら激しい形相でリングに戻る上野
しかし佐々木は流血した上野の顔面へ執拗に攻撃を重ねる
流血した上野へのカリスマの強烈な攻撃に朦朧としてしまう
やられっぱなしの上野もただやられるだけで終わるわけにはいかない
流血した顔面でカリスマをにらみつけ闘志を燃やす上野
必至に反撃へと梶を切る上野
得意の空中戦で矜持をみせる
しかしカリスマも場外に上野が飛び出した隙を見逃さずポーリーに上野をイスに括りつけさせ自身はそこへエルボードロップ。この捨て身の姿勢に解説の上坂すみれさんは「推しになりました」とハートをつかまれる
カリスマはミスティカ式・クロスオーバーとフェースロックで上野を苦しめる
上野も必死の反撃
シャイニングウィザードからムササビスプラッシュを繰り出す上野
妨害に入るポーリーもきれいなフォームのドロップキックで迎撃
場外へのムーンサルトアタックで一網打尽にする上野
一気呵成にカリスマを追い込み
カリスマを追い詰める上野
BME(ベスト・ムーンサルト・エバー)でこのまま防衛かと思わせたが
上野がBMEからのWRを狙ったのだが
カリスマがミスティカ式クロスフェースで切り返す。そこからクロスオーバーにスイッチすると、上野はたまらずギブアップ。ベルト泥棒だったカリスマがなんと本物のUNIVERSAL王者戴冠となった。 ▼セミファイナル DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負<王者>●上野勇希 vs 佐々木大輔○<挑戦者>17分10秒 クロスオーバー・フェースロック※クリスが7度目の防衛に失敗、佐々木が第5代王者となる。
勝利したカリスマはなお上野の顔面にUNIVERSALのベルトをすりつける
勝利を支えたポーリーと共に勝ち取ったUNIVERSALベルトを見せつけた
敗れた上野はチームメイトのサウナカミーナメンバーに支えられ退場 <バックステージ>
佐々木「だから言っただろ?このベルトはオレのもんだって。最初から言っただろ。上野はたいしたことねぇな、オイ。あの野郎をオレはもっと遊んでやろうと思って、血も流したやったのにオモチャにもなんねぇぞ!オレはこのベルトを持ってこの街からいなくなる!あとはオレの好きにさせろ!」――解説の上坂すみれさんが佐々木選手の試合を見て「好きになっちゃう」と言っていたそうですが? 佐々木「結婚してくれ!住所教えてくれ!婚姻届けを送るから住所教えてくれ。…防衛戦はしないぞ。」
上野「負けましたよ。決まってから何から何まで負けましたよ!でも、佐々木さん、人の大事な物をずっと盗み続けて。今日本当に盗られちゃって。負けちゃいましたよ。認めますよ。でも今度はボクの番です。僕が佐々木さんの大事にしている物を奪うために一生懸命これからも頑張りたいと思います…」 WRESTLE PETER PAN 2021【日時】2021年8月21日【会場】神奈川・富士通スタジアム川崎【観衆】1336人(満員) ▼アンダーマッチ 15分一本勝負〇納谷幸男&中村圭吾 vs 岡谷英樹&高鹿佑也●10分38秒 体固め※チョークスラム ▼第0試合 電流爆破8人タッグデスマッチ 30分一本勝負○大仁田厚&高木三四郎&彰人&伊藤麻希 vs クロちゃん●&スーパー・ササダンゴ・マシン&黒田哲広&乃蒼ヒカリ9分35秒 体固め※電流爆破バット ▼オープニングマッチ スペシャル10人タッグマッチ~エル・ユニコーン&イルシオンデビュー戦 30分一本勝負HARASHIMA&吉村直巳&岡田佑介&今井礼夢&○エル・ユニコーン vs 岡林裕二&TAMURA&渡瀬瑞基&飯野雄貴&イルシオン●11分44秒 エビ固め※変形ダブルニースタンプ ▼第二試合 ダブルリング・ダブルシングルマッチ 各30分一本勝負○大鷲透 vs アントーニオ本多●0分11秒 横入り式エビ固め●平田一喜 vs 男色ディーノ○0分11秒 横入り式エビ固め ▼再試合 ダブルシングルマッチ 各30分一本勝負×大鷲透 vs アントーニオ本多×1分28秒 無効試合※レフェリー一同が揉めたため。×平田一喜 vs 男色ディーノ×1分28秒 無効試合※レフェリー一同が揉めたため。 ▼再々試合 真の第二試合決定戦~メインリングvsサブリング~ 30分一本勝負<メインリング>大鷲透&アントーニオ本多&○木曽大介 vs 男色ディーノ&平田一喜&松井幸則●<サブリング>2分53秒 首固め ▼第三試合 スペシャルハードコアタッグマッチ 30分一本勝負葛西純&○クリス・ブルックス vs 勝俣瞬馬&MAO●14分3秒 片エビ固め※プレイングマンティスボム ▼第四試合 KO-D6人タッグ選手権試合 60分一本勝負<王者組>遠藤哲哉&高尾蒼馬&○火野裕士 vs 樋口和貞&坂口征夫&赤井沙希●<挑戦者組>11分34秒 体固め※Fuckin’BOMB。第43代王者組が3度目の防衛に成功。 ▼セミファイナル DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負<王者>●上野勇希 vs 佐々木大輔○<挑戦者>17分10秒 クロスオーバー・フェースロック※クリスが7度目の防衛に失敗、佐々木が第5代王者となる。 ▼メインイベント BLACKOUT presents KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負<王者>●秋山準 vs 竹下幸之介○<挑戦者>24分43秒 変形チキンウイング・フェースロック※秋山が4度目の防衛に失敗、竹下が第77代王者となる。
(写真提供:DDTプロレスリング)