右腕攻略へ闘志 長崎商、専大松戸と2回戦

専大松戸との2回戦に向けてスイングを確認する宮城=堺市(長崎商提供)

 専大松戸(千葉)との2回戦(22日第3試合)を控える長崎商は21日、映像を使って相手を念入りに分析し、午後から堺市内の室内で調整練習。打撃や守備の基本確認などに汗を流した。順延のたびに変わった試合時間に起床をはじめとする生活リズムも合わせて、待ちに待った一戦へ状態は上々という。
 打線は1回戦で13安打。そのうちスタメンの左打者5人で計9安打を放った。今回もプロ注目の深沢ら力のある右腕をそろえる投手陣を、上位から並ぶ左打者がいかに捉えるかが一つのポイントになる。3番大町は電話取材に「とてもいいピッチャー。コンパクトにしっかり振り負けないように、自信を持っていく」と闘志を燃やしていた。
 城戸と田村の両エースの制球や、それを支える堅守も絶対条件。ピンチも粘り強くしのぎ、いい形で攻撃につなげたい。4番宮城は「簡単に崩せるような相手ではないけれど、気持ちで負けずに、甘い球を一球で仕留めたい」と言葉に力を込めた。


© 株式会社長崎新聞社