暑い夏におすすめのワークマンウェアはいくつかありますが、その中でも特におすすめなのが今回紹介するウィンドコア アーバンアウトドアシリーズの空調ウェアです。通気性がよかったり冷感作用があったり、ワークマンの夏用ウェアは高機能なものが多いですが、その中でも今回紹介するのは、ファンを搭載したモデルで、今までにない涼しさを感じられます。そんなワークマン空調ウェアのいいところや気になるところを、しっかり紹介していきます!
ワークマンの空調ウェアはダントツ涼しい!夏のアウトドアに必須のアイテム
今回紹介するのは、ワークマンの空調ウェアの中でも、多機能でカジュアルなデザインが特徴の「ウィンドコア アーバンアウトドア4WAYジャケット」です。
「アーバンアウトドア」とは、アウトドアの特徴を取り入れながら、都会的なイメージも組み合わせたものを指す造語。ウィンドコア アーバンアウトドアシリーズは、その名前の通り、タウンユースからアウトドアまで活躍するデザイン・機能を持った製品です。
ウィンドコア アーバンアウトドアシリーズには、2WAYベスト・4WAYジャケット・ハーフジャケットの3種類の空調ウェアがあり、今回紹介するのは4WAYジャケット。
実際に、ウィンドコア アーバンアウトドア4WAYジャケットを使ってみて感じた特徴は以下の通りです。
- 小雨を弾いて便利な耐久撥水は、50回洗濯しても効果が持続
- 空調ウェアらしくない、おしゃれなデザイン
- ファンの穴が隠せるから街中でも使いやすい
- 触るとヒヤッと冷たい接触冷感が気持ちいい
- 長袖・半袖・ベストに切り替え可能で便利
サイズはM~3Lまでで、男性でも女性でも使えます。
カラーはアーバンブラックとフィールドオレンジの2色。今回のものはアーバンブラックですが、アーバンブラック・フィールドオレンジのいずれも、デザインと使い勝手が優れています。
価格は定価4,900円(税込)。ただし、別売のファンとバッテリーも購入する必要がある点に注意が必要です。
ファンは定価3,900円(税込)。バッテリーは定価4,900円(税込)のハーフバッテリーと、定価7,980円(税込み)の10Vバッテリーがあります。
実は、筆者は4WAYジャケットだけではなく、ハーフジャケットも持っています。後ほど、ハーフジャケットも少しだけ紹介しますが、基本的な機能はどちらも一緒となります。
ワークマンの空調ウェア アーバンアウトドア4WAYジャケットのレビュー
まずは、ワークマンの空調ウェアを実際に夏に使ってみて感じた、注目の機能やいいところを徹底的に紹介していきます。
夏用のウェアはいろいろ使ってきましたが、間違いなく一番涼しく着られるのは、今回のウィンドコア アーバンアウトドア4WAYジャケット。
従来製品と比べてデザインがかなり進化し、アウトドアから街中まで、どこでも着やすくなっています。
空調ファンで今までにない涼しさ
ウィンドコア アーバンアウトドア4WAYジャケットの魅力は、なんといっても空調ファンがついた、「着る扇風機」だという点です。
接触冷感や遮熱、超通気など、ワークマンには夏用ウェアがいくつもありますが、電動ファンがついた空調ウェアは、今までの製品とは全く別次元の涼しさ。
最近は手持ちや首からかけられる扇風機を使っている人をよく見かけますが、その扇風機を内蔵したウェアなので、腰にあるファンから服の中に効率的に風が入るのです。
そして、ファンから送られた風は、首元や脇から外に抜けていき、体全体が涼しくなります。服の中が蒸れ難くなり、汗をかくような場面でもとても快適に過ごせます。
もちろん、扇風機なのでエアコンのように冷たい風がでるというわけではなく、暑い日にはぬるい風になります。しかし、それでも服の中を風が抜けていく感覚は、他のどの夏用ウェアよりも涼しく、汗をかき難くなりますよ。
また、接触冷感効果もあるので、肌に触れると少しだけひんやりします。強烈な接触冷感ではないですが、それでもかなり心地よいです。
アウトドアはもちろんタウンユースでも利用しやすいデザイン
もう一つ、進化したウィンドコア アーバンアウトドア4WAYジャケットのいい点は、デザインです。
去年までのワークマンの空調ウェアのデザインは、アウトドアで使うことを想定したものでした。そのため、キャンプやバーベキューには着ていきやすかったものの、街中では少し使いにくい印象に。
しかし、今年のウィンドコア アーバンアウトドアシリーズは、デザインが進化し、アウトドアはもちろん街中でも使えるようになっています。
キャンプ・バーベキュー・屋外ライブ・屋外作業はもちろん、ちょっとした買い物や近所にご飯を食べに行くなどの外出時など、あらゆる場面で使える製品になっています。
特に、今回ご紹介する4WAYジャケットのアーバンブラックは、普通のジャケットと見た目は大きく変わりません。
一方で、ハーフジャケットは少しカジュアルな半袖のジャケット。カジュアルでありながらも、洗練されたデザインのため、どこにでも着ていきやすいです。
半袖・ベストにも変更可能な4WAYスタイル
ウィンドコア アーバンアウトドア4WAYジャケットは、通常長袖ジャケットとして利用できますが、腕の部分についているファスナーを外せば半袖にすることも可能です。
いくら空調ウェアでも、長袖では暑いと感じることもありますが、半袖にするとぐっと涼しくなります。もし、日差しを浴びたくないという場合は、長袖のまま使うのもアリです。
また、肩の部分のファスナーを外せば、ベストにもなります。
中にTシャツを着て、その上から空調ウェアを使いたい場合は、ベストの方が使いやすいかもしれません。使う状況や気候によって、長袖・半袖・ベストと変更可能なのも、4WAYジャケットの魅力の一つです。
ちなみに、4WAYジャケットなので、変化はもう一つがあります。どう変化するかというと……空調ファンを隠して、見た目は普通のジャケットとして使えるようになるのです。
4WAYジャケットという名前の通り、長袖・半袖・ベスト・ファンを隠すと4つのスタイルで、自由に着られます。
ワークマンの空調ウェア アーバンアウトドア4WAYジャケットがおすすめな人
ワークマンの空調ウェア、ウィンドコア アーバンアウトドア4WAYジャケットには、メリット・デメリットの両方がありますが、こんな人には強くおすすめしたいです。
とにかく涼しいウェアがほしい人
ウィンドコア アーバンアウトドア4WAYジャケットは、体の中を風が通り抜ける、扇風機が常に目の前にあるような体感を得られるウェア。そのため、とにかく涼しいウェアがほしいという人にはおすすめです。
バッテリーやファンがついているので、今までの服と全く同じように使うことはできないかもしれません。しかし、既存の夏用ウェアの中で、これ以上に涼しいものはおそらくないと思います。
アウトドアシーンはもちろん、アスファルトからの熱反射が強烈な街中でも、暑さ対策にベストなウェアです。
真夏に屋外で活動する機会が多い人
仕事で屋外作業が多い、夏の休日はいつもアウトドアを楽しむなど、真夏に屋外で活動する機会が多い人にもおすすめです。
空調ウェアは、屋外作業をする職人さんにも人気の製品です。職人さんのように、暑い場所に長時間滞在する人にとって、常に風を感じられる空調ウェアは非常に重宝するアイテムなのです。
実は、私の父も仕事で外で動く時間が長いので、空調ウェアを愛用しています。生地もしっかりしており、アウトドアシーンで活用するのに不安がないのも嬉しいポイント。
このように、ウィンドコア アーバンアウトドアシリーズは、アウトドアのときにも活躍するデザイン・機能になっているので、夏に外での活動が多い人にぴったりです。
ワークマンのヒーターベストを使ってる人
ワークマンの空調ファンはウェア・ファン・バッテリーを別々で買う必要がありますが、一番高価なのがバッテリー。
ただ、実はこのバッテリー、ワークマンの冬の防寒ウェアである「ヒーターベスト」にも使えます。
冬にヒーターベストを使っている人は、すでにバッテリーを持っているので買い足す必要がなく、新規で買う場合よりもずっとお得にワンセット揃えられます。
ヒーターベストと空調ウェアの両方でバッテリーを活用すれば、コストパフォーマンスはさらにアップするため、ヒーターベストを利用している人にはおすすめです。
ワークマンの空調ウェアにはデメリットも アーバンアウトドア4WAYジャケットをおすすめできない人
ワークマンのウィンドコア アーバンアウトドアシリーズの空調ウェアにはデメリットもあり、積極的におすすめできない人もいます。
具体的に、どんな人にはおすすめではないのかを解説していきます。
服は見た目を重視する人
「服はやっぱり見た目が重要!」という人に、ウィンドコア アーバンアウトドアシリーズは向いていないかもしれません。
というのも、空調ウェアは風を服の中に入れるという作りなので、空調ファンを稼働させると、どうしてもウェアが膨らんでしまいます。
小さめのサイズを選んだとしてもふっくらした見た目になってしまうので、涼しさよりも見た目が重要というシーンには向いてないです。
エアコンのような涼しさを求めている人
先にも解説した通り、空調ウェアといっても、冷風が出てくるわけではなく、あくまで扇風機がついたウェアです。
蒸し暑い日は、当然ぬるい風しか入ってきませんので、エアコンのような涼しさを感じられるわけではありません。
服の中を風が通ると、ぬるい風でもかなり涼しく感じますが、室内のエアコンのような涼しさを求めている人には向いていないでしょう。
車を運転しながら使いたい人
ウィンドコア アーバンアウトドアシリーズの空調ウェアは、ファンが腰の上についています。さらに、写真の通りウェアの内側は結構出っ張りがあるので、座っているときなどには腰が少し圧迫されます。
特に、車の運転でシートに座ると、どうしても腰の上にファンの出っ張りが当たり、違和感を感じるので、車の運転中に着るのは向いていません。
私も車の運転時は空調ウェアを脱いでいます。
ワークマンの空調ウェアは弱点もあり ただし涼しさを求めるなら暑い夏に最適!
ワークマンの空調服、ウィンドコア アーバンアウトドア4WAYジャケットは、まさに夏にぴったりのウェアです。
見た目を重視する場合や、運転時には向いていませんが、それ以外ならどんなシーンにもぴったり。風が服の中に入ってくるので、他の夏用のウェアに比べても格段に涼しく、熱中症対策にもぴったりです。
空調ウェア特有の弱点はあるものの、汗だくになるようなシーンでは、風が通り抜けるこの空調ウェアはとても涼しく感じます。まだまだ残暑の厳しい残りの夏を快適に過ごすのに、持っていると便利なウェアですよ。