南野また出番なし…なぜか絶賛したクロップ監督に〝二枚舌〟批判

クロップ監督の発言に疑問の声が…(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表MF南野拓実(26)は21日のバーンリー戦でまたも出場機会はなかったが、ユルゲン・クロップ監督(54)の南野に対する発言が波紋を呼んでいる。
チームは2―0と完勝して開幕2連勝としたが、南野は攻撃陣の分厚い選手層の中で開幕戦に続いてまたも出場機会がなかった。

リバプール専門メディア「アンフィールドウォッチ」は英公共放送「BBC」の報道を引用する形で、クロップ監督の南野に関する発言を紹介。「彼は信じられないほどいい状態にある。彼が我々のチームに加入して以来、最高の出来にあるんだ。現時点で彼を除外するのは本当に難しい」とクロップ監督は南野の現状を絶賛し、チーム構想から外さないことを明言した。

しかし、開幕してからの2試合で途中交代のカードとしても起用しておらず、ファンからはこの発言に対して疑問の声が噴出。「じゃあなんで彼はプレーしていないんだ」「そして彼は(次戦の)チェルシー戦でもプレーしないだろう」と言っていることとやっていることが違う〝二枚舌〟だと批判する意見が出ている。

指揮官が太鼓判を押すほどいい状態ながらこのまま出番がないようだと、移籍論争が再び加熱しそうだ。

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