【AEW】元WWE王者のCMパンクが電撃加入「自分のため、ファンのため戻ってきた」

CMパンク

元WWE王者のCMパンク(42)が約7年7か月ぶりのプロレス復帰を果たし、波紋が広がっている。

20日(日本時間21日)にイリノイ州シカゴで行われたAEWの大会でリングに電撃登場すると、会場は大「CMパンク」コールに包まれた。AEWから正式に加入が発表された〝ベスト・イン・ザ・ワールド〟は「自分のため、そしてファンのために、このリングに戻ってきた」とあいさつした。

米メディアによると、AEWのトニー・カーン社長と1年半話し合いを続けてきたという。コロナ禍の影響がなければもう少し早く復帰できた見込みで、長期契約と見られている。

CMパンクは2014年1月の試合を最後にWWEを離れ、その後は世界最大の総合格闘技団体「UFC」に参戦。2試合に出場し1敗1無効試合という結果だった。UFCのダナ・ホワイト代表は今月上旬、CMパンクがプロレスに復帰するという噂があることについて「彼がレスリングに戻るなら、それを歓迎する」と語っていたという。

現在AEWで活躍するケニー・オメガは新日本プロレス時代に「かつての『ベスト・イン・ザ・ワールド』はCMパンクと聞いた。できれば試合をやってみたいものだ」と語っており、今後は対戦が実現する可能性が出てきた。

先日はWWEと契約解除になった〝狂乱の貴公子〟リック・フレアー(72)が、ケニーの対戦相手のセコンドとして登場。2人はSNSで挑発合戦を繰り広げており、AEW入団の可能性を報じられている。WWEで一時代を築いたレジェンドがライバル団体に〝移籍〟する流れは、今後も止まりそうにない。

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