【WWE】東京五輪レスリング米国代表の金メダリスト2人がサマースラムに〝衝撃〟登場!

東京五輪・レスリング男子フリースタイル125キロ級を制覇したガブレダン・スティーブソン(ロイター)

【ネバダ州ラスベガス21日(日本時間22日)発】米WWE真夏の祭典「サマースラム」で、東京五輪レスリング米国代表の金メダリスト2人が〝衝撃〟のリングインを果たした。

リオ五輪金メダルの土性沙羅(東新住建)を初戦で下し、そのまま圧倒的な強さで女子68キロ級を制したタミラマリアナ・ストックメンサ(28)は、金メダルを胸に笑顔で観客とハイタッチを繰り返しながら入場した。

大逆転で男子フリースタイル125キロ級を制覇し、WWEはもちろんUFCやベラトールなどの格闘技イベントからも獲得に関心を示されているガブレダン・スティーブソン(21)は、金メダルこそ手にしていなかったものの、満面の笑みでピースサインを示しながらリングに上がった。

中継と場内アナウンスで東京五輪での活躍を紹介された2人に、会場は「USA!」コール一色。これまでWWEのリングに〝部外者〟が登場すると、否定的な声を上げるユニバース(ファン)も少なくなかったが、東京五輪閉幕から2週間足らずでホットな金メダリストのリングインには祝福ムードでいっぱいだった。

一方、今後のプロ転向が注目を集めるスティーブソンはツイッターに、WWE最高執行責任者(COO)を務めるトリプルHとの2ショットや、「サマースラム」でのブロック・レスナーのサプライズ登場を受けて「ぐわあ! ブロック~」と投稿し、プロレス好きの一面を披露。前日(20日)には格闘技「ベラトール」の大会を訪れており、その進路をめぐりまだまだ話題を集めそうだ。

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