「仮面ライダーセイバー」29日最終回で「仮面ライダーリバイス」と特別共演果たす

『仮面ライダーセイバー』が最終章を迎えた22日、29日放送の最終回を「増刊号」と題して神山飛羽真/仮面ライダーセイバー(内藤秀一郎)をはじめとする剣士たちのその後の人生を描き、さらに9月5日にスタートする『仮面ライダーリバイス』が登場する、「セイバー」と「リバイス」のクロスオーバーストーリーが描かれることが分かった。

「増刊号」は、戦いを終え平穏が戻ったはずのセイバーの世界に、その世界観から外れた新たな危機“バッタ・デッドマン”という未知の敵が襲来し、それを追って五十嵐一輝/仮面ライダーリバイ(前田拳太郎)とバイス/仮面ライダーバイス(声・木村昴)が登場するというストーリー。セイバーの後日譚とリバイスへの橋渡しを担う「増刊号」となる。

最後の撮影を終え、1年間セイバーを演じきった内藤は「仮面ライダーセイバーを応援してくださりありがとうございました。仮面ライダーの作品って、キャストやスタッフだけでなく、見てくださっているファンの皆さん、全員で作り上げているんだなって現場にいていつも思いました」と感謝した。「増刊号」では前田との共演が実現したが「前田くんの何事にも一生懸命で、周りに対しての気遣い、優しさ、そんな姿が懐かしくて、初心にかえることができた気がしました」と感慨深げで「自分の頑張りで、作品自体が良くなりもするし、悪くもなる。その気持ちを忘れずに主演として1年間頑張ってほしい」とエールを送った。

前田は「僕にとって憧れの先輩方と共演できて、とても光栄でした。先輩ライダーの方々との撮影はたくさんの刺激を受けることができ、歴代つないできたものの重さを実感しました」と使命感を燃やした。「仮面ライダー生誕50周年記念作品という重みに負けないように僕も作品に向き合って精一杯頑張っていきます」と決意を新たにしていた。前田の相棒・バイスの声を担当する木村は「リバイスとセイバーの夢の共演、さらにバトンを引き継ぎ、次の世代に渡すような演出に興奮しました」と今回のコラボに感激し「リバイとバイスのコンビネーションにご注目ください!50周年を全力で盛り上げます!」と誓っていた。

(左から)『仮面ライダーリバイス』五十嵐一輝役の前田拳太郎、『仮面ライダーセイバー』神山飛羽真役の内藤秀一郎
「増刊号」でライダーが共演

(よろず~ニュース編集部)

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