【J1】イニエスタが他のスター選手と異なる “意外な特徴” 神戸入団の盟友ボージャンが指摘

ボージャン(左画面)はリモートで会見に参加(©VISSEL KOBE)

J1神戸に入団した元スペイン代表FWボージャン・クルキッチ(30)が〝盟友〟のMFアンドレス・イニエスタ(37)が持つ他のスターにはない〝特徴〟を明かした。

22日に開催された神戸の新入団選手会見にオンラインで出席したボージャンは、神戸への移籍を決断した理由について「前から知っているイニエスタ、MFサンペール、FW武藤など友人がいる環境も魅力的だった。このチームのために全力を尽くしてやっていきたい。神戸にはすばらしい選手がそろっているので、チームのために貢献したい」と強い意気込みを見せた。

神戸の大黒柱であるイニエスタとは古巣のバルセロナで共闘。「彼は私にとって友人。バルセロナのデビュー時から数年間同じチームでプレーして、当時最も仲の良かった一人だ」と公私ともに親しい盟友の間柄であることを強調した。

そのうえで「これまでいろんなスターとプレーしてきたが、その中で一番人間味を身近に感じた選手というのが私の印象だ。自分がまだ駆け出しの名もない頃に、すでにスター選手だったイニエスタに本当にいろいろなサポートをしてもらって、気さくに話しかけてもらったことは自分にとってすごく大切な思い出だ」。一般的に有名選手はスター気取りのケースが多いが、イニエスタは周囲の人間に分け隔てなく積極的に接することが尊敬を集めている理由というわけだ。

そしてボージャンは「そんな彼とまたプレーできることを本当に喜んでいる」と神戸でコンビ再結成に大きな期待を寄せた。かつてスペインで天才と呼ばれた強力助っ人が、盟友の力を得て日本で復活を果たせるか注目が集まる。

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