【大相撲】呼び出し1人の感染を確認 全協会員PCR検査で親方、力士は全員陰性

芝田山広報部長

日本相撲協会は22日、親方、力士らを含む全協会員を対象にPCR検査を行い、幕内呼び出しの利樹之丞(47=高砂)が陽性だったことが分かった。芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)が明らかにした。

親方、力士は全員陰性だった。芝田山部長は「利樹之丞の奥さんが陽性だった」と説明し、家庭内感染の可能性を指摘。利樹之丞は東京五輪のボクシング会場(両国国技館)で寄せ太鼓を披露していた。

23日からは合同稽古を4日間行い、27日からは外出禁止となる。全協会員を対象にした検査は本場所1週間前にも実施するという。

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