「24時間テレビ44」King & Princeが「シンデレラガール」を熱唱。この夏に受け取った“想い”を語る

日本テレビ系では2日間にわたって「24時間テレビ44『愛は地球を救う』」(8月21日午後6:30~22日午後8:54)を生放送。メインパーソナリティーをKing & Prince、チャリティーパーソナリティーを菅野美穂、スペシャルサポーターをチョコレートプラネットが務め、「想い~世界は、きっと変わる。」をテーマに東京・両国国技館からさまざまな企画を実施。昨日21日には、同系の人気バラエティー番組「世界の果てでイッテQ!」に出演する女性芸人たちが全国の合唱強豪校と中島みゆきの名曲「時代」を生披露する姿や、平野紫耀が主演したスペシャルドラマ「生徒が人生をやり直せる学校」などが届けられた。また、「復興への想いを繋ぐ 募金リレー」では、第1走者の岸優太からたすきが受け継がれた。

22日午後8:25頃、両国国技館のステージに5人そろって登場したKing & Prince。グループとして初のメインパーソナリティーを務め、2日間走り続けた彼らは、この夏、さまざまな人から受け取った“想い”を視聴者に伝えた。

新型コロナウイルスと闘い続けている飲食店に向かい、店主たちの“想い”に耳を傾ける企画などに参加した髙橋海人は「“想い”を込めて作られた料理がみんなを笑顔にする、そんな当たり前が失われつつあることを知りました。このTシャツにも込められた“想い合うこと”の大切さ、それが世界を変えていくことを信じ続けていきたいなと思います」とロケを通じて感じたことを率直にコメント。

続いて、完治が難しいとされている小児がんと闘い続けている少女と、菅野ら有名人27人とつなぐ「神動画リレー」に挑んだ永瀬廉は「病と闘いながらも笑顔あふれる未来を決して諦めない、(金城)楓空(ふうあ)ちゃんとご家族の強い“想い”はこれからも奇跡を起こし続けてくれると思います。人と人とが出会い、“想い”をつなぐリレーがこれからの未来を明るく照らしてくれると思います」と真剣なまなざしで語った。

「24時間テレビ44ドラマスペシャル『生徒が人生をやり直せる学校』」で、未来への希望を諦めていた生徒たちのために奮闘する新任教師・樹山蒼一を熱演した平野は「僕が今回あらためて学んだことは、人はきっと何回でもやり直せると思いました。人が人を“想い”、“想い合うこと”でちょっとずつ世界が明るくなると思います。明日、明後日、来週、1年後…そんな明るくなる世界のことを信じています。ありがとうございました」と熱弁。

「ザ!鉄腕!DASH!!」(同系)との連動企画「震災から 10 年 岸優太 福島の“想い”に出会う旅」で、東日本大震災から10年経った今、福島の人々が抱く“想い”に迫った岸は「福島で出会った方々は、傷ついてしまった故郷を諦めず、元気と笑顔でお互いを支え合っていました。人は誰も1人じゃない。“想い”を共にする仲間と力を合わせればいつか、きっと世界は変わると思います」と語った。

最後に、横浜DeNAベイスターズの前監督であるアレックス・ラミレス一家のもとを訪れ、監督を引退し、主夫として家族を支えているラミレス氏とその家族を密着取材した神宮寺は「僕たち、King & Princeは、6人でスタートしました。同じ思いを共有する大切な仲間、(アレックス)ラミレスさん、黒柳(徹子)さん、『24時間テレビ』でたくさんの方と出会い、あらためて、かけがえのない“想い”だと、強く感じました。どんなに離れていても、その“想い”があれば、絆はどんどん強くなっていくと僕たちは信じています。ありがとうございました」と、仲間の大切さと、番組を見てくれた視聴者への感謝を述べた。

5人が“想い”を伝えた後は、「想いをひとつに! 史上最大のシンデレラガール」というタイトルの下、デビュー曲「シンデレラガール」を披露。ステージで歌唱する彼らのバックに設置された画面には、チャリティーパーソナリティーの菅野をはじめ、東京五輪の柔道100kg級で金メダルを獲得したウルフ・アロンや、黒柳徹子、宝富士関、佐藤栞里、東京五輪男子フリースタイル65kg級の金メダリスト・乙黒拓斗、浜辺美波、加山雄三らさまざまな企画に登場した面々が振り付けを踊る姿や、企画の振り返りなどが流れ、King & Princeは切れのあるダンスを見せながら笑顔で歌い切った。

King & Princeのパフォーマンスが終わった後、ステージにはKing & Prince、菅野のほか、加山、谷村新司ら両国国技館に駆けつけたゲストが集まり、「復興への“想い”をつなぐ募金リレー」の最終走者であるTOKIO・城島茂へエールを送るべく、爆風スランプの「Runner」、TOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」、ZARDの「負けないで」を熱唱。最後は、今年誕生30年を迎える番組おなじみの楽曲「サライ」で、リレーに挑んだ城島、そして城島を力づけようと再び集まった五郎丸歩らほかの走者たちへ“想い”を伝えながら、番組を締めくくった。

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