女子ゴルフのメジャー最終戦「AIG全英女子オープン」最終日(22日、英スコットランド・カーヌスティGL=パー72)、全英初挑戦の古江彩佳(21=富士通)が、1イーグル、2バーディー、4ボギーの72で回り、通算5アンダーの20位で日本勢最上位で終えた。
1番でバーディー発進すると、短い11番パー4で1オンに成功させるとイーグルを奪取。上位争いに加わるが、終盤の15、17、18番でボギーをたたいて失速してしまった。それでも「難しいコースで上位で争えると思っていなかったのでうれしい」と一定の手応えを口にした。先月の「エビアン選手権」でも4位に入り、海外メジャーでやれることを示した。国内ツアーに戻る今後に向けては「まず1勝したい」と力を込めた。
畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)は通算3アンダーの26位。6番パー5でイーグルを奪ったが、直後の7番パー4をボギー、8番パー3をダブルボギーとして波に乗り切れなかった。目標に掲げたプロ転向後5年以内のメジャー制覇はならなかったが「ステップ・バイ・ステップでこれからも頑張っていきたい」と前を向いた。
そのほか渋野日向子(22=サントリー)は通算1アンダーの34位、笹生優花(20=ICTSI)は通算イーブンパーの39位だった。