香港とシンガポールのエアトラベルバブル、議論終了

香港とシンガポールの両政府は、エアトラベルバブルの議論を終了すると発表した。

両国・地域で新型コロナウイルスの感染者数が低く抑えられていることから、専用の航空便による渡航に限り、相互に隔離期間を免除した旅行者の受け入れを行うとしていた。2020年後半に議論を開始していたものの、いずれかの地域で新型コロナウイルスの症例が増加したことから、いずれも中止している。

当初、両国は新型コロナウイルスの感染者数を減らすことを前提とした戦略だったものの、シンガポール政府は、「新型コロナウイルスに強い国を構築する」という新たな戦略に舵を取った。この結果として、議論を終了することを決めた。

シンガポール政府は8月20日午後11時59分から、香港からの渡航者の入国制限を緩和している。

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