荒磯親方が、野球ではなく相撲を選んだ理由のひとつとは?

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東海ラジオ『荒磯親方 横綱人生道』(月19:00~19:15)は、第72代横綱・元稀勢の里の荒磯親方が、相撲道で培った人生観、さらに幅広く、横綱の人生道を大いに語る番組。8月16日の放送では、全国大会開催中の高校野球について話した。

荒磯親方は高校野球の大ファン。親方は「特に夏(の大会)がいい。(3年生が)最後ということで盛り上がる」と、その魅力を語った。親方は、小学校、中学校と野球をやっていた。しかし、将来、甲子園に出たいという思いは、全くなかったという。

実は、親方が通う中学の隣の中学に、美馬学がいた(現千葉ロッテマリーンズ投手)。親方は中学時代、美馬投手とも対戦したことがある。美馬選手はバッティングにも秀でていたという。親方は「(美馬は)体は小さかったが、自分より(打球を)遠くに飛ばす。そういう(スターになるだろう)選手を間近で見ると、自分の夢が消えるような気がした。相撲を選んだのは、美馬の影響もあるかも」と振り返った。

ただ、野球を経験して、相撲に役立ったことは「ものすごくある」と言い「自分は左のおっつけが強かった。左のおっつけとバッティングは深い関係がる。右バッターは(体は)左軸で構える。左の脇が空くと監督・コーチに怒られた。脇の下に帽子を挟んで脇を締めながら素振りをさせられた。傘をさすときも左脇を締めることを意識した。」と話した。

中学時代に、将来プロ野球で活躍する同学年の選手を見て、野球選手への淡い憧れが消えて、相撲の道へ進んだ荒磯親方だが、野球を経験して、練習に励んだことが、相撲の世界に入って、自分の得意とする形を磨くことに役立ったということだ。

荒磯親方 横綱人生道

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週月曜 19時00分~19時15分

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