【全米OP】錦織圭は「サーブへの意識の変化」で上位進出狙う

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思い出の大会で上位進出を狙う錦織圭(ロイター)

テニス4大大会の全米オープン(30日開幕、ニューヨーク)、男子では世界ランキング55位の錦織圭(31=日清食品)が上位進出を狙う。東京五輪では今年一番のキレ味を見せて8強入り。好調をキープして臨んだシティ・オープン(ワシントン)では2年4か月ぶりにツアー4強入りを果たした。準決勝でマッケンジー・マクドナルド(米国)にフルセットの末に敗れたが、DAZNテニス中継の解説者・佐藤武文氏(50)は「身長180センチに満たない小柄同士の対決でしたが、緻密に組み立てるゲーム展開はとても面白かった。見ている人をワクワクさせる錦織選手らしい試合でした」と振り返る。

また、佐藤氏はサーブへの意識の変化も指摘。「今、世界の常識はサーブ成功率ではなく、ポイント獲得率。最近、錦織選手はファーストサーブを入れにいくのではなく、打ちにいく姿勢が見られます」。成功率が落ちてもポイント獲得率が上がるため効果的だという。

翌週のナショナルバンク・オープン(カナダ)は右肩痛のため棄権し、前哨戦のウエスタン&サザン・オープンも欠場。ケガの具合が懸念されるが、2014年にアジア男子初の4大大会準Vを成し遂げた思い出の大会だけに、ファンの期待は高まっている。