真っ赤なクルリン「大丈夫?」 ツイッターに心配続々 伊勢原市「熱中症対策をしています」

(左)サーモグラフィーカメラで撮影した「クルリン」と「緑のカーテン」。クルリンは約40度を示す赤色だった。(右)は通常のカメラで撮影した「クルリン」と「緑のカーテン」=伊勢原市役所(同市提供)

 「クルリン真っ赤だよ!」「暑くないか心配です」─。伊勢原市のイメージキャラクター「クルリン」のツイッターに、心配の声が寄せられている。

 きっかけは、17日に投稿された1枚の写真だった。市環境対策課によると、写真は6日午前10時ごろに撮影した。

 同市では夏の厳しい日差しを和らげようと市庁舎4、5階のベランダで「緑のカーテン」を育て、生育記録を発信している。今回は効果を検証するため、温度が分かるサーモグラフィーカメラを使った。

 写し出されたのは表面温度が約40度を示す真っ赤になったクルリンの姿。約30度を示す青色の緑のカーテンとは対照的だ。

 この様子を、ツイッターに投稿したところ、利用者からクルリンの“体調”を心配する投稿が相次いだ。クルリンを管理する市広報戦略課は「クルリンを心配していただきありがたい。熱中症対策をして撮影しているので安心してほしい」と話した。

© 株式会社神奈川新聞社