大丈夫か?〝炎上男〟夏野剛氏が規制改革推進会議新議長に就任 菅首相「国民目線で」

夏野剛氏

KADOKAWAの夏野剛社長が政府の規制改革推進会議の新しい議長に決まったことに、ネット上では疑問の声が噴出している。

規制改革は、菅政権の重要課題の一つ。夏野氏は来年夏の答申を目指し、行政手続きのオンライン化や再生可能エネルギーのルール見直しに取り組む。

菅義偉首相は23日のオンライン会議で「悪しき前例主義にとらわれず国民目線であるべき姿を考える」と強調した。

だが、その夏野氏が〝国民目線〟の判断ができるかネット上は懐疑的だ。

というのも、夏野氏は7月に出演した「ABEMA Prime」の中で、緊急事態宣言下で開催される東京五輪を巡り「そんなクソなピアノの発表会なんてどうでもいいでしょう、五輪と比べれば。だけどそれを一緒にするアホな国民感情に、今年選挙があるから乗らざるを得ないんですよい」と発言して大炎上したばかり。

夏野氏はすでに謝罪し、役員報酬月額20%を3か月間自主返納するとしているものの、ネット上では「この人で大丈夫かしら?」「舌の根も乾かぬうちにこんな職につけちゃうとか」「現政権、国民の声を届ける機能が完全に壊れているのでは?」と疑問の声が噴出している。

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