【WWE】メイウェザーと〝世紀の凡戦〟ローガン・ポールがまたまた登場 ミズと一触即発!

ミズ(右)とにらみ合うローガン・ポール(ⓒ2021 WWE inc. All Rights Reserved.)

【カリフォルニア州サンディエゴ23日(日本時間24日)発】WWEのロウ大会に、炎上系人気ユーチューバーのローガン・ポール(26=米国)がまたまた登場。ザ・ミズと激しく火花を散らした。

4月にWWEマット登場を果たしたローガンは、21日の真夏の祭典「サマースラム」(ラスベガス)にも姿を見せ、バックステージでバロン・コービンと一触即発となるなど存在感を示した。

この日はミズの相棒ジョン・モリソンが司会を務めるトークショーのゲストとして来場。会場の大ブーイングを一身に浴びながらリングに上がると「俺はみんなのことを愛してるし、WWEも大好きだ」とWWE愛をアピールした。

そこへ「俺の紹介を忘れているぞ」とミズが現れ「ポールにリスペクトを! ポールはユーチューブを席巻してメイウェザーとボクシングで対戦したすごい男だ」と、6月のボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)とのエキシビションマッチをたたえた。ちなみに世間の評価は「世紀の大凡戦」だったが…まるで英雄のような扱いにローガンはご満悦だ。

しかし次の瞬間に顔色が変わった。ミズが、28日(同29日)に元UFC戦士タイロン・ウッドリー(米国)とボクシングのエキシビションマッチを行うローガンの弟ジェイク・ポール(米国)に触れ「ポールの弟がノックアウトされるのは何ラウンドだ?」と口にしたのだ。

弟をディスられたローガンはミズとにらみ合い。学生時代にレスリングも経験しているだけに、対プロレスラーにも自信はあるようだ。ここでモリソンが慌てて仲裁に入り、ローガンは「オレは帰るわ」とその場は何とか事なきを得たが…。新たな遺恨を予感させる展開となってきた。

その後、ミズはエグゼビア・ウッズと対戦するも、モリソンのアシストが逆に妨害になるなどして敗戦。試合後にはモリソンにスカルクラッシングフィナーレ(フルネルソン式顔面砕き)できっちり制裁を加えた。

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