岡山県の感染状況「ステージ4」に移行 重症病床使用数など急激に悪化で〈新型コロナ〉

岡山県の伊原木知事は、新型コロナウイルスの県内の感染状況が最も深刻なステージ4に入ったという認識を示し、県立学校の修学旅行を延期するなどの対策を決めました。

岡山県は週の後半に開く対策本部会議を前倒しして、24日に実施しました。

(岡山県/伊原木隆太 知事)
「岡山県の感染状況はステージ3からステージ4に移行したものと判断します」

岡山県の23日午後5時時点の医療体制の状況です。

岡山県の医療体制 23日午後5時時点(前週比)
病床使用数 247床(1.33倍)
重症病床使用数 13床(1.86倍)
療養者数 1876人(1.26倍)

重症用を含めた病床の使用数や療養者数が前の週に比べて急速に悪化していることから、岡山県は感染状況を最も深刻なステージ4と判断しました。

県立学校でも感染対策を強化します。

時差通学を検討するほか、修学旅行は延期、運動会や文化祭などの行事も延期や中止、縮小となります。

(岡山県/伊原木隆太 知事)
「学校での児童・生徒同士の感染をどういうふうに防ぐのか、これまで以上に注意をしなければいけない」

また、岡山県で9月17日から予定されていた「日本スポーツマスターズ」の全国大会は中止が決定しました。

© 株式会社瀬戸内海放送