〈上越市議補選〉コロナ影響の業界支援 岩澤氏が出馬表明

 今秋の上越市長選(10月24日告示、31日投開票)と同一日程で行われる上越市議会議員補欠選挙に向け、同市本町2の飲食店経営、岩澤健さん(50)が24日、出馬の意向を表明した。共産党の新人として立候補を予定する。「新型コロナから暮らしとなりわいを守る」と強調した。

 同市下門前のワークパル上越で日本共産党上越地区委員長、上越市議団のメンバーと共に会見した。岩澤氏は市内で複数の飲食店を経営、建設会社や設備会社に勤務した経験から、「多くの飲食店などから大変困っているという声を頂いている。支援や給付金が行き渡っていない」と指摘し、従業員への補償を含めた支援の必要性を強調。建築関係では住宅リフォーム助成事業の継続を要望した。病院再編問題にも異を唱え、「病院と医療を守る」と訴えた。

 妙高市白山町出身、有恒高卒。上越民主商工会会長、新潟県商工団体連合会副会長、同党上越地区委員会暮らし・子育て相談室長。

岩澤健氏

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